サカンアート一押し!モールテックス保護材「オイルOH」のご紹介!

サカンアート一押し! モールテックス保護材「オイルOH」のご紹介!

昨今SNSやインターネットで話題に上がることが多くなってきたモールテックス。強度や防水性などの機能面や風合いが良いと、業者様だけに留まらず一般の方からもご用命をいただくことが増えてきました。
そんなモールテックスですが、どれだけ気を付けていても日常で使用していく中で様々な汚れにさらされることになります。せっかくなら最初の綺麗な状態のまま長期間使い続けていきたいですよね?

ここではモールテックスを汚れから保護する保護材のうち、弊社サカンアート一押しの「オイルOH」という保護材についてご紹介いたします!

OHオイル

【今回の記事のポイント】
​​​​​​✔︎保護材「オイルOH」のオススメポイント・特徴が分かる
✔︎保護材「オイルOH」の注意点・採用にあたってのポイントが分かる
✔︎保護材「オイルOH」の施工方法・施工にあたってのポイントが分かる
✔︎保護材「オイルOH」のメンテナンス方法が分かる

更新日:2024/02/21初稿:2024/01/31

《目次》
そもそもオイルOHとは?
なぜ「オイルOH」が一押しなのか? オススメポイントをご紹介!
オイルOHを塗布するとこうなります! 塗布前・塗布後で見比べ
保護材「オイルOH」を使用する際の注意点・採用にあたってのポイント
保護材「オイルOH」の施工方法・施工にあたってのポイント
日常的なメンテナンスでさらに汚れに強く! メンテナンス方法のご紹介
メンテナンスのやり方・頻度について

そもそもオイルOHとは?

オイルOHは天然の植物油などを原料とする、自然由来成分の保護材です。

モールテックスの表面に染み込ませることで撥水・撥油機能をもたらす浸透系保護剤の一種になります。

オイルOH

なぜ「オイルOH」が一押しなのか?           オススメポイントをご紹介!

ここからは弊社一押しの保護材「オイルOH」のオススメポイントや特徴をご紹介いたします。

①油汚れや水に非常に強い!

他の保護材でも油汚れや水に対する耐性を有していますが、オイルOHはそれらと比較しても優れた耐性を発揮する保護材になります。
特に油汚れに対して非常に強いという特徴があります。
他の保護材が塗布された面に油が付着した場合すぐに拭き取っても染みになってしまう恐れがあるのに対し、オイルOHを塗布してしっかりと浸透しきった面に油が付着した場合は油をしっかりと弾いてくれるだけでなく、万が一染み込んでしまった場合でも事前に油が染みた色に固定されているため油染みが目立つことはありません

そのため、油跳ねが予想されるキッチン周りやすぐに拭き取りが難しい箇所へのご使用がオススメです!

キッチン モールテックス

②深い色合いと艶が生まれる!

オイルOHは他の保護材とは全く違う色味へと変化するのが特徴的です。
オイルOHをモールテックスに塗布すると全面が濡れ色になり、シックな深い色合いへと変化します。
また天然の植物油由来の主張しすぎない落ち着いた艶感が生まれます。

キッチン モールテックス

③深いエイジングを楽しめる!

オイルOHは天然の植物油をベースとする自然由来成分の保護材のため、
日々使用していただく中でエイジング(経年変化)を楽しんでいただくことが可能です!
年を経るごと・メンテナンスを行うごとに様相が少しずつ変化し、深いエイジングを味わっていただけます。

革製品を “育てる” ように、メンテナンスをしながらモールテックスをあなたなりに育ててみませんか?

オイルOHのご購入はこちらから!

オイルOHを塗布するとこうなります!          塗布前・塗布後で見比べ

前述のオイルOHのオススメポイント紹介で「深い色合いと艶が生まれる」と記載しましたが、
実際どのような色や艶感になるのか気になりますよね!

ここからはオイルOH塗布前と実際にオイルOHを塗布したサンプルを見比べて、どのような変化をするのかご覧ください!

before
before
after
after

全体的に色がはっきりと鮮やかになっているのがお分かりいただけるかと思います。
色の種類によって程度は変化しますが、濡れ色になることによりグレー系の色はより黒っぽく、その他の色はより色が濃くなります。

また表面のコテムラが全体的に落ち着き、目立ちにくくなります。

保護材「オイルOH」を使用する際の注意点・採用にあたってのポイント

オイルOHは上記で記載した通り機能性が良く魅力にあふれた保護材ですが、採用にあたっていくつか注意いただきたい点がございます。
ここからはオイルOHを使用する際の注意点・採用にあたってのポイントをご説明いたします。

①色味が2トーンほど濃く仕上がる

オイルOHを塗布すると、全面が濡れ色に固定されます。
それにより色味が2トーンほど濃く仕上がってしまうため、注意が必要です。

ただしモールテックスは顔料による調色のため、事前に濃くなることを想定して顔料を減らしていただくことで希望の色味に近づけることが可能です。
事前に施工業者様にご相談いただいたり、サンプルを作成していただくことをオススメいたします。

塗布後の見比べ

②定期的な塗り直しが必要になる

オイルOHは浸透系(モールテックスの表面にある微細な孔に染み込ませるタイプ)の保護材のため、使用する中で保護効果が徐々に薄れていきます。
そのため扱い方や使用頻度によって変動はしますが、基準として年に1回程度で塗り直しをしていただくことが推奨となります。

塗り直しにおいて特別な技術は不要なため、初心者の方でもDIY感覚でご施工いただけます
ご家族やご友人との思い出作りに是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
施工方法は後述いたしますので、そちらもご覧ください!
もちろん、心配という方は施工業者様に塗り直しのご依頼をいただくこともできるかと思います。

塗り直しやメンテナンスを行うごとに、少しずつ変化するため、モールテックスのエイジングをより一層楽しめますし、塗り直しを行うことで然と愛着が湧き親しみも増すかもしれません。是非自分好みのモールテックスを“育てて”みてはいかがでしょうか。

⬇︎⬇️ 保護オイルOHのおすすめセットはこちら ⬇︎⬇️

保護材「オイルOH」の施工方法・施工にあたってのポイント

ここからはオイルOHの施工方法や施工にあたっての注意点・ポイントをご説明いたします。
施工方法や注意点を守っていただければ特別な技術は必要ありませんので、初心者の方でも是非気兼ねなく挑戦してみてくださいね!

事前確認・準備

●準備物
  オイルOH、ローラーバケット、ローラー、ウエス、手袋、ポリマスカーテープなどの養生道具

●事前確認
  下地に埃や汚れ・水分が無い状態である事を確認します。
  付着している場合は払う・拭くなどを行い除去します。
  水拭きした場合は表面の水分が乾燥するまで待ちましょう。

●事前準備
  塗布する予定の面以外にオイルOHが付着した場合、付着した箇所の色が変化する恐れがあります
  ポリマスカ―テープなどを用いて塗布予定の面以外を保護しましょう
  (モールテックスで以外の箇所も色が変化する恐れがある為、付着しそうな箇所は全面的に保護することをオススメします。)

  手袋をしたらいよいよ施工開始です!

施工方法

①ローラーバケットにオイルOHを適量入れ、ローラーにまんべんなく染み込ませる

②ローラーで施工面に均一にオイルOHを塗り、染み込ませる
 ※オイルOHを直接施工面に垂らして塗らないように注意しましょう
  垂らした部分だけ濃く仕上がってしまう恐れがあります

③表面のテカリが無くなるまで1~2時間放置し、乾燥させる
 ※量が多く塗りムラになっている箇所は、乾燥前に均一になるようにウエスを使って拭き取る

オイルOH 塗りムラ

④乾燥後、余剰分を拭き取る

※③・④を最低3~4回(完全に飽和するまで)繰り返し行う

⑤完全に染み込んだら乾燥後余剰分をしっかりと拭き取り、羊毛のディスクでバフがけを行う
 ※羊毛のディスクをお持ちでない方は、ウエスを用いて押し込むように磨き拭きあげます
​​​​​​  オイルOHは完全乾燥まで時間がかかるため、
  可能であればバフがけをして乾燥までの時間を早めてあげるとベストです。

【オイルOH乾燥期間目安】
 表面乾燥:1時間
 室内での通常使用まで:72時間
 完全乾燥:14日ほど

オイルOH バフ掛け

以上で施工は終了です!
施工完了後メンテナンス用の保護材であるBEAL WAXを塗布すると、さらに仕上がりが良くなります。
 ※キッチンなどの油跳ねが多い箇所はWAXが溶ける可能性があるため注意が必要です

注意点

オイルOHは乾性油(乾燥の過程で発火を起こす可能性がある油)になります。
オイルOHを拭いたウエスは自然発火を起こさないよう必ず水にしっかりと浸してから捨てるようにしましょう!


⬇︎⬇️ 施工が心配という方は講習会の受講をおすすめしております ⬇︎⬇️

日常的なメンテナンスでさらに汚れに強く!       メンテナンス方法のご紹介

オイルOHを塗布したモールテックスは汚れに非常に強い状態ですが、メンテナンス用の保護材を使う事でさらに汚れに強くすることが可能です!
ここからはメンテナンス保護材であるBEAL WAXとフィニッシュSAを用いたメンテナンス方法を簡単にご紹介!

より詳しく知りたい方は以下のコラムを参考にご覧ください!
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎

オイルOH メンテナンス

メンテナンスのやり方・頻度について

BEAL WAXの施工手順・メンテナンス頻度

手順

  1. 乾いたウエス(布)を用意し、ビールワックスを少量掬い取る
  2. モールテックス表面に擦り付けるように塗布する

ビールワックスを用いてのメンテナンスは、1シーズンに一回程度の頻度がオススメです。

フィニッシュSAの施工手順・メンテナンス頻度

メンテナンスにはフィニッシュSAの原液、もしくは最大で1:1の割合で水に希釈したものを使用します。日々のお掃除には500mlのぬるま湯にフィニッシュSAをおおさじ2,3杯とかしたフィニッシュの石鹸水のようなものを作ってお使い頂くことも可能です。

手順

  1. 乾いたウエス(布)、もしくは柔らかいスポンジを用意し、
    フィニッシュSAの原液かそれを希釈したものを掬い取る
  2. モールテックスの表面に擦り付けるように塗布する

フィニッシュSAを用いてのメンテナンスは、1か月1回程度の頻度がオススメです。ぬるま湯に溶かしたフィニッシュSAは日々のお手入れでご使用いただけます。

メンテナンス用のお得なセット販売中!

おすすめの保護材はこちらから

以上が弊社一押しの保護材「オイルOH」についてのご紹介でした。
施工方法や必要材料など、ご理解いただけましたでしょうか?

オイルOHはここでは書ききれないほど機能性が良く魅力にあふれた保護材になります。今現在、モールテックスを使用した内装をしている方はもちろん、これからモールテックスを使いたいとお考えの方もご検討くださいませ。

また、これからモールテックス施工を考えている業者様方におかれましても、サカンアート一押しの「オイルOH」をぜひ、検討してみてください。オイルOH商品に関することや、お手入れについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

モールテックスの施工事例

最終更新日: