ベンチの魅力と重視すべきポイント|製作 簡単 DIY

ベンチの魅力と製作のポイント

おしゃれなインテリアを目指してリフォームやリノベーションをするなら、ベンチの製作に着目しましょう。ベンチは部屋の雰囲気を変えるだけでなく、利便性にも富んだ家具です。この記事ではベンチの魅力や、製作するときに重視したいポイントについて解説します。また、ベンチに使える工法「OHF工法」と「モールテックス」についても触れているので、おしゃれなリフォームやリノベーションに興味がある人はぜひ一読してください。
この記事で紹介するポイントをしっかりと活用し、理想の手作りDIYのベンチ作りに挑戦してみましょう。

ベンチ 製作

イスとベンチの違いや魅力とは?

「座るだけならイスを作ればよいのでは?」と考える人もいるでしょう。腰を掛けるだけが目的なら、リノベーションでベンチを製作しないでイスを使っても問題はありません。しかし、ベンチにはイスとは違ったさまざまな魅力があります。ここでは、ベンチならではの魅力について説明します。
ベンチ 製作
■ベンチなら家族で一緒に座れる■

ベンチとは一般的に横に長く伸びた座面を持つ長椅子のことを指します。通常は座面に仕切りがないので、ベンチが1つあるだけで、数人腰掛けることが可能です。通常のイスなら、家族1人につき1脚のイスを用意しなければなりません。しかし、ベンチなら詰めて座ることができるので、何脚もイスを用意する必要はありません。家族がそろって同じベンチに腰掛けられます。
ベンチ 家族

■子ども用のイスを使わなくて済む■

特に小さな子どもがいる家庭の場合、ベンチはとても便利です。子どもの隣に寄り添って座れるようになるからです。子ども用のイスを使うと、むずがったり、イスの上で立ち上がったりと、意外に手がかかります。ベンチなら座面の上で立ち上がっても安全です。隣に座ってあげられるので、むずがったときでも世話が簡単にできます。

ベンチ 子供

サカンアートでもベンチやテーブルなどを製作することがあり、左官材料で仕上げたベンチやテーブルは重厚感もありつつ滑らかな肌触りと、今流行りのニュアンスカラーがおしゃれです。また、新たに【OHF工法】という作り方をすることで誰でも簡単に持ち運びができる便利なベンチがつくれます。気になる方はぜひ、チェックしてみてくださいね。

■空間を広く感じさせる■

イスが室内にあると、背もたれが邪魔になり、室内が奥まで見渡せません。そのため、室内空間が狭く見えます。しかし、背もたれがないタイプのベンチを選べば、視線を遮ることがありません。また、長細いスタイルの家具は、置く角度によって空間を広く奥行きがあるように感じさせる効果をもっています。最近はダイニングテーブルなどにもベンチスタイルのものが増えていますよね。好きな場所に移動しやすく、立ったり座ったりもしやすいと人気のようです。
ダイニングテーブル ベンチ

■スペースを有効活用できる■

ベンチは部屋のインテリアに合わせてさまざまな場所に作り置くことができます。例えば、部屋の間にあるまたぎ段差がある場合、段差をベンチにすれば、解放感を持たせながら部屋を分けられます。使いづらい段差の奥側のスペースも有効活用できるようになるでしょう。デザインやサイズにもよりますがベンチは収納や物置として使えるので、結果として部屋のスペースを広く使えるようになります。もし、邪魔になるイスがあるならベンチに置き換えてみるのも一つの手段かもしれませんね。

ベンチ
先ほど少しお話ししたOHF工法で作ったベンチやBOXは、腰掛けとしても使えますし、インテリアのアクセントとして置き、台やサイドテーブルとして使う方もいらっしゃいます。使い方は皆さん次第で、手軽に移動もでき、意外と重宝されるようです。
OHF工法 ボックス

実際にOHF工法の商品をご覧になりたい方はショールームのご案内もしております。
ショールームについてはこちら➡【https://sakan-art.jp/column/111/

また、OHF工法についてもっと詳しく知りたいという方やお問合せに関してもお気軽にご連絡ください。

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使用目的・素材・デザインを重視

インテリアやエクステリアに合わせたおしゃれなベンチを求めるなら、リノベーション時に家具製作を依頼するのがおすすめです。
その際に、どのようなベンチを選べばよいのでしょうか。
おしゃれ度だけで家具を選ぶと、見た目はよくとも快適に過ごせない部屋になることがあります。
ベンチを製作するときに重視したいポイントは主に3つ。それぞれ以下で解説します。
ポイント

■使用目的から考える■

リノベーションと同時にベンチを製作する場合には、ベンチを何に使いたいか、その目的をはっきりさせておくことが大切です。
目的を具体的に設定することで、インテリアやエクステリアの中でベンチが浮いてしまったり、邪魔になることを防ぐことができます。
また、使用目的によってデザインや材料・素材が異なってくる場合があります。

ベンチ 目的
例えば、日常的に座るベンチなら、座面が柔らかく奥行がある物がよいでしょう。収納が目的ならば中身が見えないようなデザインのものを選ぶ必要があります。持ち運びして使うことを検討しているなら、なるべく軽い素材のベンチを作らなければなりません。使用目的を考えずにベンチを用意してしまうと、部屋とのミスマッチを起こすことがあるので注意しましょう。
OHF工法 ベンチ
上記写真のベンチはOHF工法を使った鮮やかなブルーが特徴のベンチです。空間や好みに合わせて今回はブルーにしましたが、他にもカラーは豊富に選べます。木や鉄(アイアン)などの素材とは違う質感で、カラーリングも楽しめるのはインテリアとしても幅が広がります!

■素材から選択する■

ベンチは素材によって座り心地や使い勝手が変わります。リノベーションで家具製作する場合は、なるべく慎重に素材を選ぶようにしてください。特に座面素材には配慮が必要です。座面に使われる素材は主に4つあります。
もっとも一般的に使われている素材が「木材」です。木で作られたベンチは、暖かな色合いと自然な風合いが魅力です。木材の種類を変えれば、どのような雰囲気にでもぴったり合うベンチに仕上げられるでしょう。

木のベンチ
塗装や木材の種類によっては調湿や消臭といった効果も期待できます。
一方で、木材のベンチは長時間座るのにはあまり向きません。座面が固くお尻が疲れやすいからです。また、重量が重くなりやすいので、動かすのが難しいといった問題や、設置場所によっては劣化や腐食の心配もあります。
ベンチ 製作
皮革も座面によく用いられる素材です。「合成皮革」は色調や風合いが豊富に選択でき、水や傷に強いといった特徴があります。
比較的低予算で素材が手に入るのも大きなメリットです。ただし、一般的に直射日光に強くありません。
使う場所によっては簡単にひび割れや表面の剥がれを起こしてしまうことがあるので注意が必要です。
ベンチ 製作
革 イス
「天然皮革」は、見た目の良さと、肌へのなじみやすさが魅力です。使い込むにつれて風合いが変化していくので、長期間の利用を目的とするベンチに最適でしょう。しかし、水分に弱いためキッチンやリビングといった場所で使うのにはあまり向いていません。長く使い続けるためには、日々のメンテナンスが必要です。
「布素材」は安価で使い心地がよいベンチがほしい方に最適です。アクリル・綿・ポリエステルなど、さまざまな種類から選べるので、部屋のインテリアにも合わせやすいでしょう。水や汚れに強いわけではありませんが、通常は中性洗剤で汚れが落とせるので、メンテナンスがしやすい素材です。しかし、擦れや経年劣化に弱く、使っている内に毛羽立ちや破れが発生する場合があります。繊維の隙間にホコリが入り込みやすいので、日々の掃除が欠かせません。
 
布ベンチ
モールテックスやOHF工法のベンチは、掃除などの手間もかかりませんし、仕上げ材として左官材料を使用しているので、見た目以上に手軽に持ち運びが可能です。また、見た目はコンクリートのような見た目でも、質感は滑らかです。
OHF工法のベンチ
■インテリアやエクステリアに合致したデザインのベンチを作る■

ベンチは主張が強い家具なので、インテリアやエクステリアに合致したデザインのものを製作するようにしましょう。インテリアやエクステリアに合致したデザインのベンチは、リノベーションのテーマをより際立たせてくれます。例えば、カントリースタイルやオープンテラスを取り入れた家の場合、公園などにあるような背もたれが付いたデザインのベンチを置けば、部屋のテーマをより強く演出できるでしょう。
 
ベンチ 製作
さらに、ベンチは置くだけで部屋の雰囲気に大きな影響を与えます。無機質なスタイルの部屋に、トレーニングベンチのようなシンプルなデザインのベンチをおけば、知的で合理的な印象の部屋になるでしょう。
金属製や曲線をあしらったデザインのベンチなら、近代的な印象を部屋に持たせられます。
シンプルベンチ

一方で、インテリアに合わないデザインのベンチを置くと、途端につまらない印象になる場合があるので注意しましょう。
なお、ベンチのデザインを決めるときには、色合いや素材の質感が部屋の印象に合致しているかにも注意してください。同じデザインであってもベンチが与える印象が大きく変わるからです。

下記写真は藍染の藍の展示場に設置されたベンチです。藍染めと同様に藍を使用しているので空間や展示品とも調和が取れた空間演出ができています。

OHF工法 ベンチ

OHF工法とモールテックスとは

・使用目的に合わせて簡単に加工ができる
・各種素材の問題点を解決できる
・インテリアデザインに合わせて色合いや素材の質感を変えられる

このような素材があればベンチやイスを作るのに最適であるといえるでしょう。「そんな便利なものがあるわけない」と思う方もいるかもしれません。しかし、「OHF工法」と弊社の「モールテックス」を組み合わせた素材ならば可能です。

OHF工法
OHF工法とは、難熱材入りの発泡スチロールを特殊金属フレームで囲い、建具の素材などにする工法です。モールテックスは薄塗りが可能な鉱物性左官塗材のこと。コンクリートの1.5倍もの表面阿圧縮強度を持つため、2mmから3mmの厚さに塗って仕上げるだけで、ベンチに使えるだけの強度を十分に保つことができます。モールテックスはひび割れにも強くカラーバリエーションも豊富です。
イス

壁面や床材のカラーと一体化したベンチ、コンクリートの質感を持つ軽量なベンチ、さびの心配がない金属風ベンチなど、従来の素材では作ることが難しいベンチでも製作できます。もし、インテリアやエクステリアにぴったりと合うおしゃれなベンチがほしいのであれば、OHF工法と弊社のモールテックスの組み合わせがおすすめです。

気になる方、まずは【無料サンプル請求】で実際にご覧になってみてはいかがでしょうか。また【無料見積り】もお気軽にお問い合わせください。

理想のベンチを手に入れよう!

リフォームやリノベーションの際にはベンチを製作するのがおすすめです。ベンチにはサイズ感など普通のイスとは違う魅力があるので、おしゃれなリノベーションに向いているからです。ただしベンチは印象にも残りやすい家具なので、素材やデザインが最適かどうかよく確かめましょう。
ベンチ 製作
製作が容易なおしゃれなベンチがほしいのであればOHF工法がおすすめです。
OHF工法と弊社のモールテックス塗装を合わせれば、理想のベンチを製作しやすくなるでしょう。この記事と様々な情報を調べて自分の理想に近いベンチを作って暮らしを豊かにするベンチを完成させましょう。

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