フレスカラリの講習会で手に入る技術とセンス
「本物の打ちっ放し感を出したい」「内装に高級感を持たせたい」そんなデザインへのこだわりを持つ方に、いま注目されているのが輸入左官材『フレスカラリ』です。
しかし、実際に扱うとなると「施工が難しそう…」「本当に自分でもできるの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
【今回の記事のポイント】
✔︎フレスカラリならではの風合いとその特徴を詳しく解説
✔︎講習会で身につくスキルや具体的な内容を紹介
✔︎実際の施工事例を見ながら、活用イメージを膨らませられる
初稿:2025/11/8
《目次》
フレスカラリの特長とは?
フレスカラリのフレスコトンは、ドイツ生まれの輸入左官材で、まるで本物のコンクリート打ちっ放しのような質感を再現できる材料です。その高い意匠性と施工性で、一般住宅から店舗内装まで幅広い場面で活用されています。
ここでは、フレスコトンの持つ魅力的な特長を3つの視点からご紹介します。
まるで本物!コンクリート打ちっ放し風を再現
フレスコトンの最大の特長は、「打ちっ放し風の質感をリアルに再現できる」点です。通常のモルタルや塗装ではなかなか出せない、コンクリート特有のムラ感やザラつき、マットな表情を忠実に再現できます。
「既製品の壁紙では物足りない」「フェイク感が出てしまうのがイヤ」…そんな悩みを抱えていたデザイナーや施主にとって、まさに理想の仕上がりを実現できる左官材です。表面に出る模様は職人の手仕事によって変化し、一つとして同じ仕上がりがないというのも、大きな魅力です。
住宅・店舗どちらにもフィットする柔軟性
「デザイン性は高いけど、施工が難しそう…」そんなイメージを持たれがちですが、フレスコトンは意外にも扱いやすさと施工の自由度が高い素材です。
室内の壁面だけでなく、カウンター、家具の一部、サイン看板など、アイデア次第でさまざまな使い方が可能。また、コテの動きによって質感をコントロールできるため、「柔らかめ」「無骨に」「シャープに」など、空間デザインに合わせた質感演出がしやすいのも魅力の一つです。
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フレスカラリ講習会の内容を紹介
フレスカラリの魅力を最大限に引き出すためには、正しい施工技術と素材の特性への理解が不可欠です。そこで役立つのが、実際にプロの講師から直接学べるフレスカラリの講習会。
材料の扱い方だけでなく、仕上げのバリエーションや現場での応用方法まで、実践的なスキルを習得できる内容となっています。ここでは、講習会の具体的な内容や流れ、参加することで得られるメリットについて詳しくご紹介します。
当社では、各種仕上げをより深く知っていただくための、1日講習(座学+実技)を開催しています。講習会の流れと注意点
下地づくりからトップコートまでの工程を、講習会内の実技紹介を交えてわかりやすくお伝えしているため、導入前の理解を深めたい施工店様にもご参加いただけます。
実技パートでは、以下のような工程を中心に、実際の施工現場を想定した内容をご紹介します。
1.プライマー塗布
2.CM7調色実演→休憩
3.CM7の1度塗り(Structure7仕様)
4.CM5(pure下地用)
5.CM5+骨材
6.CM3(フレスコトン下地用)
7.CM5塗布済み板にCM3塗布→半乾き状態でコテ抑え
8.CM5+骨材の板を研磨し、各種トップコート塗布
9.マランツォ仕様(床・什器仕様)のCM5塗布(EPピュア入り)
10.マランツォ仕様EPプライマー塗布
11.マランツォ仕様トップコート塗布IPF
12.フレスコトン仕上げ塗り塗布・デモ用フレスコトンサンプルのシート剥がし
お申し込みについて
フレスカラリ(FRESCOLORI)講習会へご参加いただく際は、下記の点をご確認ください。
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参加は施工店様のみとなります。一般のお客様はご参加いただけません。
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お申し込みは日程告知後、先着順で受け付けいたします。
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1社様あたり1名様までのご参加とさせていただきます。
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日程が決まり次第、受付を開始いたします。
※ 事前予約は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
フレスカラリの施工事例をチェック!
「実際にどんな空間に使われているの?」という疑問を持つ方のために、フレスカラリのフレスコトンを活用したリアルな施工事例をご紹介します。実際の使われ方を知ることで、あなたの空間づくりのヒントにもつながるはずです。
美容室内装で魅せる!リアルな打ちっ放し風
名古屋市にある美容室の内装にフレスコトンが採用されたこちらの施工事例では、無機質でスタイリッシュな空間演出が際立ちます。
白を基調とした清潔感のある店内に、打ちっ放し風のフレスコトンがアクセントとして絶妙に機能。壁一面に広がるグレートーンの風合いが、施主のこだわりを感じさせる落ち着いた印象を与えています。
フレスコトンのムラ感やマットな質感が、照明のあたり具合によって表情を変えることで、空間にリズムが生まれています。「空間の印象を崩さずに、存在感を出したい」という要望を叶えた好例といえるでしょう。
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まとめ|フレスカラリの講習会参加で不安を解決
フレスカラリは、単なる左官材の域を超えた、空間演出のためのデザインツールです。その質感や風合いは見る人を惹きつけ、空間に個性と奥行きを与えてくれます。しかし、その魅力を最大限に引き出すには、やはり適切な技術と知識が必要になります。
そこでおすすめなのが、フレスカラリの講習会です。プロの講師から直接学べる実践的な内容は、初心者にとっては「これなら自分でもできるかも」という自信につながり、経験者にとってはさらなる技術の向上につながる充実の内容となっています。
また、実際の施工事例を見ることで、デザインの幅広さや実用性、そして施工後の空間の仕上がりイメージがぐっと明確になります。「ただの左官材」では終わらない、空間を格上げするための選択肢として、フレスカラリは確実にその存在感を放っています。
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サカンアートでは「世界の優れた左官材料の提供を通じて、日本の住環境をより豊かにする」事を目的としております。
左官でしか表現できない「おしゃれでありながらも居心地のいい空間づくり」。そんな左官材料を世界から日本に提供することでより豊かな住環境づくりのお手伝いができる存在となって参ります。
⇩⇩フレスカラリの施工事例はこちら⇩⇩