モールテックスは割れる?モルタルとの違いを徹底比較!

モールテックスは割れる?

「モールテックスはおしゃれで高級感があるけれど、割れることがあるって本当なのか?」
「モルタルの方が耐久性が高いのではないか?」

こうした疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。モールテックスとモルタルは見た目が似ているため、どちらを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。特に、「ひび割れしやすいのか?」という点は、施工後の耐久性やメンテナンスにも関わる重要なポイントです。

この記事では、モールテックスとモルタルの違いを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットや、割れやすさの原因と対策について詳しく解説します。

モールテックス ひび割れ

【今回の記事のポイント】
✔︎モールテックスとモルタルの違いを、耐久性・防水性・施工方法・コストの観点から比較
✔︎モールテックスは本当に割れるのか?ひび割れの原因と防ぐためのポイントを解説
✔︎モールテックスとモルタル、用途に応じた最適な選び方を紹介

初稿:2025/1/20

《目次》

モールテックスとモルタルの基本情報

モールテックスとモルタルは、どちらもセメントを主成分とした建築材料ですが、特徴や用途に大きな違いがあります。モールテックスはベルギーのBEAL社が開発した左官材で、薄塗りでありながら防水性と高い柔軟性を兼ね備えているのが特徴です。一方、モルタルは古くから使われている建築素材で、主に壁や床の仕上げ材、外装材として広く用いられています。

モールテックスはモルタルと比べてコストが高めかもしれませんが、デザイン性が高く、カラーバリエーションも豊富というメリットもあります。施工には専門的な技術が必要です。ここでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。

モールテックス ひび割れ

モールテックスとは?特徴と用途

モールテックスは、セメントに樹脂を混ぜた特殊な左官材で、ベルギーのBEAL社が開発しました。薄塗りでありながらコンクリートのような質感を持ち、耐久性や防水性に優れているため、屋内外の壁や床、水回り、家具の仕上げ材として使用されることが多いです。

モールテックス ひび割れ

◆モールテックスの主な特徴

  1. 高い防水性
    • 通常のモルタルは水を吸収しやすいが、モールテックスは防水性を持ち、水回りにも使用可能。
  2. 高い柔軟性と耐久性
    • 柔軟性があるため、下地の動きに追従しやすく、ひび割れしにくい。
  3. 豊富なデザイン性
    • カラーバリエーションが豊富で、滑らかな仕上がりからラフなテクスチャーまで表現可能。
  4. 施工の難易度が高い
    • 左官職人の技術が求められ、一般的なモルタルに比べて施工費用が高い。

こうした特徴から、モールテックスはキッチンカウンターや洗面台、店舗の内装など、デザイン性と機能性を両立させたい場面で特に選ばれています。

モールテックス ひび割れ

モルタルとは?特徴と用途

モルタルは、セメント・砂・水を混ぜた建築材料で、左官仕上げや外壁材、床材として幅広く使用されています。コンクリートと異なり、骨材(砂利)を含まないため、比較的滑らかな仕上がりになります。

モールテックス ひび割れ

◆モルタルの主な特徴

  1. コストが比較的安価
    • 一般的な建築材料として広く普及しており、材料費・施工費ともにモールテックスより安い。
  2. 耐久性は高いが、ひび割れしやすい
    • 硬化すると強度が増すが、乾燥収縮によりひび割れが発生しやすい。
  3. 防水性がないため、仕上げが必要
    • 吸水性があるため、防水処理をしないと水を吸って劣化しやすい。
  4. 施工が比較的簡単
    • 職人の技術が求められるものの、モールテックスほど高度な技術は不要。
       
モルタルは耐久性があり、コストパフォーマンスが高いため、住宅の外壁や駐車場の床、仕上げ材として広く活用されています。しかし、ひび割れれする可能性が高く、防水性がないため、適切なメンテナンスが求められます。
モルタル 壁

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モールテックスとモルタルを徹底比較

モールテックスとモルタルは、どちらもセメントを主成分とした左官材ですが、性能や用途に大きな違いがあります。モールテックスは防水性や柔軟性に優れ、デザインの自由度が高い一方で、施工には専門技術が必要です。

一方、モルタルは比較的安価で施工しやすいものの、ひび割れの可能性もあり、防水性がないため、補修や仕上げ処理が必要です。ここでは、具体的な違いを「耐久性」「防水性」「施工方法」「コスト」の観点から詳しく比較していきます。

モールテックス

耐久性・割れにくさの違い

モールテックスとモルタルの大きな違いのひとつが、耐久性と割れにくさです。モールテックスは特殊な樹脂を含んでいるため、モルタルに比べて柔軟性があり、ひび割れしにくいという特性があります。

モールテックス

一方、モルタルは硬化すると強度が増しますが、乾燥収縮によってひび割れが発生しやすい という欠点があります。特に、外部環境の影響を受けやすい場所では、モルタルは割れやすくなる傾向があるため、注意が必要です。

以下の表で、耐久性に関する違いを比較します。

項目

モールテックス

モルタル

耐久性

高い(表面強度が高く、摩耗しにくい)

高い(適切な施工をすれば長期間使用可能)

ひび割れのしやすさ

割れにくい(柔軟性があり下地の動きに追従)

割れやすい(乾燥収縮によりクラックが発生)

メンテナンス

割れが少ないため補修の頻度は低め

ひび割れ補修が必要になることが多い

モールテックスは柔軟性があり、ひび割れを防ぐ構造になっていますが、下地の影響を受けにくくするためにも、適切な下地処理が重要になります。

防水性・耐摩耗性の比較

モールテックスとモルタルのもう一つの大きな違いは「防水性」です。モールテックスは防水性があり、水回りや屋外でも使用可能ですが、モルタルには防水性がないため、仕上げ材として塗装や防水処理が必要になります。

水回り 屋外 モールテックス

また、耐摩耗性にも違いがあり、モールテックスは表面強度が高く、摩耗しにくいため、テーブルやカウンター、床材としても適しています。一方、モルタルは摩耗しやすいため、高い耐久性を求める場合には追加の仕上げ処理が必要です。

モールテックス

項目

モールテックス

モルタル

防水性

高い(水回りでも使用可能)

なし(防水処理が必要)

耐摩耗性

高い(表面が硬く摩耗しにくい)

普通(摩耗しやすいため仕上げ材が必要)

使用場所

水回り・屋外・家具・カウンター

外壁・床・仕上げ材

施工方法の違いと難易度

施工方法についても、モールテックスとモルタルには大きな違いがあります。モールテックスは、薄く均一に塗る高度な左官技術が必要で、施工には専門の技術者が求められます。また、乾燥時間や仕上げの工程もあるため、余裕を持った工期が必要です。

一方、モルタルは比較的簡単に施工でき、専門の左官技術がなくても扱いやすいというメリットがあります。仕上げのバリエーションも豊富で、住宅の外壁や床の仕上げ材として広く使われています。

モールテックスは施工の難易度が高く、仕上がりの美しさを求めるなら、経験豊富な左官職人に依頼することが重要です。施工を失敗するとひび割れやムラが発生するため、業者選びも慎重に行う必要があります。

モールテックス

モールテックスは、適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで、その防水性と美観を長く維持できる素材です。

サカンアートでは、モールテックス商品を積極的に採用し、巧みな技術で美しい左官を行ってくれる施工店様をご紹介しています。お近くの地域でモールテックスの施工業者様を探されている方はお気軽に相談してください!

モールテックスは割れる?原因と対策

「モールテックスは割れにくい」と言われることが多いですが、絶対に割れないわけではありません。適切に施工されていない場合や、使用環境によってはひび割れが発生する恐れがあります。

特に、下地の影響や施工ミス、衝撃などが原因でクラックが入ることがあります。しかし、モールテックスは適切な下地処理と施工を行えば、モルタルよりも割れにくいのが特徴です。ここでは、モールテックスがひび割れする原因と、それを防ぐための対策について詳しく解説します。

モールテックス

モールテックスが割れる原因とは?

モールテックスが割れる主な原因は、以下のような要因が考えられます。

◆1. 下地の影響

  • 下地の動きが大きいとひび割れが発生
  • 木材など膨張・収縮しやすい素材の上に直接施工すると、ひび割れのリスクが高まる

◆2. 強い衝撃や負荷

  • 床やカウンターなど、頻繁に荷重がかかる部分はダメージを受けやすい
  • 硬い物を落としたり、鋭利なもので引っかいたりすると、表面にダメージが出ることがある

◆3. メンテナンス不足

  • 長期間適切なケアをしないと、表面の保護層が劣化し、ひび割れや剥がれのリスクが高まる
塗り壁 内装 後悔
モールテックス商品についてもっと詳しく知りたい方には、サンプルと一緒にカタログを手に入れることができる「無料サンプル請求」がおすすめです。ぜひお気軽にお問合わせください。

どっちを選ぶべき?用途別おすすめ素材

モールテックスとモルタルには、それぞれメリットとデメリットがあり、使用する場所や目的によって最適な選択肢が異なります。

デザイン性と防水性を重視するならモールテックス、コストを抑えながら耐久性を求めるならモルタルがおすすめです。特に、水回りや家具などにはモールテックスが適しており、外壁や駐車場の床などにはモルタルが向いています。

ここでは、キッチン・水回り、床・壁、デザイン性を重視した場合の最適な選択肢を詳しく解説します。

コテ

キッチン・水回りに適しているのは?

キッチンや洗面所、浴室などの水回りには、モールテックスが最適です。モルタルは防水性がなく、水を吸収しやすいため、防水処理をしないとカビや劣化の原因になります。一方、モールテックスは防水性があるため、水回りでも問題なく使用できます。

◆モールテックスが水回りに適している理由

  1. 防水性が高く、水の染み込みを防ぐ
  2. シームレスに仕上げられるため、掃除がしやすい
  3. カラーバリエーションが豊富でデザインの自由度が高い

ただし、モールテックスは強い洗剤や酸性の液体に弱いため、キッチンで使用する場合は適切なメンテナンスが必要です。トップコートを定期的に塗布することで、美観と耐久性を維持できます。

モールテックス 施工

床・壁に最適なのはどっち?

床や壁に使用する場合は、使用環境によって最適な素材が変わります。

◆床に使用する場合

  • モールテックス は、滑らかでデザイン性が高く、屋内のリビングや店舗などに適している
  • モルタル は、硬度が高く、駐車場や玄関アプローチなどの屋外に適している

床は特に摩耗しやすい部分のため、モールテックスを使用する場合は適切なトップコート処理が必要 です。屋外の場合はモルタルの方が耐久性が高く、費用も抑えられます。

◆壁に使用する場合

  • モールテックスは薄塗りで、滑らかで高級感のある仕上がりが可能
  • モルタルはコストが低く、シンプルで頑丈な仕上がりになる

デザイン性を求める場合はモールテックス、シンプルな仕上げやコストを重視するならモルタルが適しています。

モールテックス

デザイン性を重視するなら?

デザイン性を重視するなら、モールテックスがおすすめです。 モールテックスはカラーバリエーションが豊富で、さまざまな質感を表現できるため、モルタルにはない独特の風合いを作り出せます。

◆モールテックスがデザイン性に優れている理由

  1. カラーバリエーションが豊富(標準64色+調色可能)
  2. 滑らかで均一な仕上がりが可能
  3. 木材・金属・石材など、さまざまな下地に施工できる

特に、カフェやホテル、デザイン性の高い住宅などでモールテックスが多く採用されているのは、これらの特長が理由です。

ただし、モールテックスは施工技術によって仕上がりが左右されるため、信頼できる業者に依頼することが重要 です。

モールテックス 内装
サカンアートでは、モールテックスの施工講習会も定期的に開催しております。この記事を参考に、ぜひモールテックスを活用した理想の内装作りに一歩踏み出してみてください。

モールテックスを理解して最適な選択を

モールテックスとモルタルは、一見似た素材ですが、それぞれに異なる特性があります。モールテックスは防水性と柔軟性があり、割れにくくデザインの自由度が高いため、キッチンや水回り、家具などに適しています。一方、モルタルはコストが比較的低く、施工が容易で耐久性が高いため、外壁や駐車場の床などに向いています。

モールテックス

どちらを選ぶべきかは、用途や求める性能によって異なります。デザイン性や防水性を重視するならモールテックス、コストと耐久性を優先するならモルタルが最適です。施工後のメンテナンスの手間や費用も考慮しながら、自分の目的に合った素材を選ぶことが重要です。正しい知識を持ち、適切な施工を行うことで、どちらの素材も長く快適に使用することができます。

サカンアートでは、多数の施工事例をご紹介しております。ぜひ事例を参考に、モールテックスのおしゃれな空間演出をお楽しみください


 

監修者からのメッセージ

監修者
監修者:毛受 進(2級建築士/1級土木施工管理技士)
サカンアートでは「世界の優れた左官材料の提供を通じて、日本の住環境をより豊かにする」事を目的としております。
左官でしか表現できない「おしゃれでありながらも居心地のいい空間づくり」。そんな左官材料を世界から日本に提供することでより豊かな住環境づくりのお手伝いができる存在となって参ります。

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