壁をリノベーションしておしゃれな部屋を!リフォームもOK!知識やまとめでお悩み解決

壁のリノベーションで部屋をおしゃれに

家の中でも面積が多いのが壁。壁面をリノベーションするだけで一気に印象が変わり、おしゃれな雰囲気を作ることが出来ます。
部屋の雰囲気を少しでも変えたい、全面的なリフォームではなく一部分の変更を考えているときには壁のリノベーションを考えてみるのも良いかもしれません。
住宅の戸建てや中古マンションなどの建物の壁をライフスタイルや内装に合わせてリノベすることで 住みやすく、快適な空間作りができます。
そこで今回の記事では壁のリノベーションの方法や素材、メリット、施工事例などを詳しく紹介します。

リノベーション 壁

【今回の記事のポイント】
✓壁をリノベーションをするメリットがわかる。
✓壁のリノベーションの方法や施工事例、おすすめの素材がわかる。

更新日:2023/4/18
初稿:2022/11/20

《目次》

壁のリノベーションを解説・解決

■壁のリノベーションの方法■

壁のリノベーションの方法には、大きく分けて4つあります。壁の素材を変える方法や壁を壊すやり方、壁を設置する方法や塗装です。
壁の素材を変える場合は壁紙を交換してデザインを変えたり、板張りにしたりして耐熱にするなどがあります。壁の素材を変えることで見た目だけでなく、機能性をアップすることも可能です。最後に使う仕上げ材を貼り付ける段階で内側に断熱材を入れることもでき、断熱材のおかげで四季を通して快適に過ごせます。

リノベーション 壁

壁を壊す、または撤去する方法はデザインだけでなく、間取りも同時に変えられます。広さを変えることも自由自在で、キッチンとリビングを繋げたり、収納を増やすということも出来るのです。

壁を新しく設置するケースでは、今ある壁の上に新しい壁を設置する方法もあります。新たに壁を置くことで部屋が少し狭く感じる場合もあるので、気になる方は事前に設計などを確認しておくといいかもしれません。大掛かりな工事というよりかはdiyの作業で気軽にリノベーション出来るのも魅力です。壁を配置して空間を完全に間仕切り、分けてしまうやり方もありますが、可動式の壁にすれば仕切りとして使えるのも嬉しいポイントになります。必要に応じて開閉することでフレキシブルに使えます。

壁 リノベ

塗装の場合は壁の上から塗装用のペンキなどを塗り、見た目を変えます。選ぶ塗料によって雰囲気が変わり、部屋のイメージに合わせて壁の見た目を変えられるのが魅力です。元々あった壁に直接塗る場合もありますが、きちんと順をおって施工することで剝がれにくく長持ちさせることができます。

実際にサカンアートで取り扱っているモールテックスはどんな素材にも塗布することができますし、幅広い分野で使用が可能!水回りの洗面 台やダイニング、家具にも使える逸材です。

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■壁のリノベーションで使われる様々な素材■

壁のリノベーションでよく使われているのが、クロスです。クロスは壁のリフォームなどで使われる素材の中でも価格が安く、手が届きやすいのが特徴的です。壁のリノベーションをしたい、見た目を変えたいときにまず候補に挙がる素材のひとつでもあります。クロスの中でも有名なのが、ビニールクロスです。作業のしやすさやメンテナンスが手軽に出来ること、様々なデザインがあることで人気を集めています。

ただし、多くのビニールクロスは化学物質を含んでいたり、接着剤の物質によるアレルギーが心配、健康に気を使いたいという人は天然素材のものを選びましょう。また、傷が付くと剥がれやすく目立つというデメリットもありますので注意しましょう。

ビニールクロス 壁
リノベーション 壁
塗装の場合にはペンキや漆喰、珪藻土が多く利用されています。ペンキは値段がお手頃で、スピーディーに作業を終わらせられます。壁の種類や範囲によっては、自分自身でdiyをすることも不可能ではありません。漆喰は砂と糊、消石灰とスサなどを混ぜて作った素材で、日本に古くからあるものです。
 
天然素材で作られているのでアレルギー反応を起こす心配がなく、室内の湿気を取り除くなど機能性にも優れています。珪藻土は藻類の珪藻が化石になった素材で、これも天然素材の一つです。ただし、壁に塗る場合は補助剤が必要になるので、アレルギー持ちの人に対して使うのは注意しましょう。
漆喰壁
漆喰や珪藻土など今までは和室に使われるイメージが強かったです。しかし最近は、材料の特徴や幅広いバリエーションによって寝室や玄関など多方面で使われるように変化しています。サカンアートは輸入左官材料の専門店です。左官材料に関する相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。

続いては、壁を板張りにするときによく使われるプリント合板や無垢材、天然化粧板です。プリント合板は価格が安く、費用の負担が少なくなります。無垢材はコストが高めですが、その分、断熱性や調湿性が高いといわれています。天然化粧板は無垢材よりも低コストで、割れや歪みが生じる心配がありません。タイルは個性的な見た目になるのが特徴で、組み合わせ次第で色々なデザインに仕上げられるのが良い部分です。タイルは耐水性や耐久性もあり、水回りの壁にも使えます。匂いを吸収する素材で出来ているタイルもあり、浴室やトイレ、洗面台に使われることもあります。

洗面台 タイル
■壁を壊すときの注意点■

壁のリノベーションをするときに選択肢の一つとしてあるのが、壁を壊すというものです。ただリノベーションしたいということだけで闇雲に壁を壊すことは出来ません。壁の中には家の支えとなる柱や耐力壁もいうものがあり、それを取り壊してしまうと家の支えが無くなることになります。
 
壁 内部構造

仕切りのためだけにある壁なら問題ありませんが、構造上必要な壁は壊さないようにしましょう。リフォームしたい部分の壁が耐力壁なのかはきちんと設計を確認して、専門家に工事を頼むようにするのがいいかもしれません。業者様側もマンションや中古の一戸建てを購入してリノベーションを検討している場合には、きちんと建築の専門家に確認してから作業を進めます。

せっかく良くしようと思って始めたリノベーションなのに、お家を支えることができなくなっては意味がありません。

住宅の構造

■壁のリノベーションの費用■

壁のリノベーションの費用は施工方法や使う素材などで違ってきますが、一部分のリフォームや修正は2万円から5万円程度が相場です。張替えとなると4万円から7万円、新しく壁を設置するのであれば10万円から20万円程度とされています。また、壁の取り壊しは20万円から50万円の範囲と幅があります。

リノベーション 壁
少しでも費用を抑えたい、経済的な負担を軽くしたいときにはきちんと見積もりを依頼したり、素材を自分で選ぶなどの工夫をしましょう。
一つの方法を実践して費用を抑えるなど、組み合わせを含めて考え、節約していくのがいいかもしれません。業者に依頼してリノベーションをする際には、必ず見積もりをとり、詳細を確認することが望ましく、業者によって施工方法や使う素材が異なり、工事費用もそれぞれです。
適正価格で工事をして貰うためにも、契約前には見積書の提出を依頼することが大事です。いくつかの業者に見積もりをお願いして、比較することも大切です。見積もりを見て分からないことがあれば積極的に質問し、納得してからお金を払うようにしましょう。一つ一つの業者に依頼するのは大変、時間的な余裕がない人は一括見積もりを利用するのも良いかもしれません。業者側も適正価格できちんとした見積もりを出せば、お客様からの信頼や仕事依頼が増えることもあります。
見積り
自分たちで素材を決めるのも、費用の節約に繋がります。少しでも安い素材を使えば、その分費用が掛からないということです。
壁に使われる素材は複雑なデザインのものや機能性が高いものは値段がアップしていきます。
例えば、真っ白のデザインで、最低限の機能のみを備えているものは価格は抑えられたり、逆に色々な効果が見込まれるような素材は高価になりやすい傾向にあります。デザインはシンプルなもので、高い機能性は必要ないのなら安い素材を選ぶのも賢い方法かもしれません。
壁塗り DIY

もしくは、材料も自分たちで購入し、施工も自分たちで行うというパターンが一番手頃に済むかもしれません。もし、使用する道具などを既にお持ちであれば尚更です。モールテックスはDIYにも適した左官材料です。不安な方でもオンライン講習会などを設けておりますので、初めての方でも安心して施工できますよ。気になる方はまずは無料資料請求でモールテックスをご覧ください。

■業者の選び方■

リノベーションをお願いする業者を施工主が選ぶときには、必ず担当者と会うようにしましょう。しっかりと話し合いを行って、納得してから工事をスタートして貰うようにします。出来ればいくつかの業者に行って、話しを聞くことも重要です。業者によって工事のやり方や手順、費用や工期も異なるので、中身を確認してから契約を結びましょう。
業者側も問い合わせなどがあったときには出来るだけ真摯に対応をして、お互いに納得した形で契約が結べるように努力します。
分からないことを聞かれても適当に答えるだけでなく、分かりやすい言葉で内容を理解して貰えるように説明しましょう。
■新しい素材のモールテックス■

新しい左官素材として注目を集めているのが、モールテックスです。モールテックスは壁はもちろんのこと、床やキッチンにも使える優れものです。施工性があるので壁の塗り替えや上塗り、下地に利用することもでき、使い道の広いことがメリットです。薄さたった2ミリでも高い防水性を誇り、水回りにも気兼ねなく使えます。非常にデザイン性も高く、塗るだけで上品な仕上がりになります。
 
モールテックス

モールテックスを使うだけで一気に気品あふれる雰囲気にもなり、部屋のイメージが一新されるのです。カラーも豊富で、希望の色にすることが出来るのもモールテックスならではです。落ち着いたモノトーンから華やかなカラーまで思い通りの色が出せます。

写真のパウダールームにもモールテックスの【BM52】を使用!
今流行りのニュアンスカラーのグリーンがオシャレさを演出してくれています。

モールテックス
標準色はなんと64種類もあり、選ぶときにも迷ってしまうほどです。調色も可能で、部屋の雰囲気に合わせて色を決められます。使い続けるほど味わいが出るのもモールテックスの特徴で、年月が経てば経つほどオリジナルの色合いになっていくのです。オリジナリティーが出てきて、色も自然と深みを増していきます。購入する前には無料サンプルの提供もしていて、どんな素材なのか確かめてから買えるのです。
カラーチャート
■モールテックスの使い方■

モールテックスを使って壁のリノベーションをするときには、まず下地に合ったプライマーを全体に塗布します。塗り残しがないように丁寧に塗ったら、8時間以上置いておきます。十分に乾かしたらモールテックスの主剤と混和液、顔料の準備に取り掛かりましょう。必要な量を取り出したら混和液に顔料を加えて、ダマが無くなるまで撹拌します。
モールテックスの施工方法
次に主剤の3分の1を入れて、さらに撹拌するだけです。残りの主剤を投入したら、よくかき混ぜて練りましょう。モールテックスを塗りたい場所に乗せたら、1ミリの厚さになるように調整します。細かなところは気にせずに、スピーディーに作業を進めるのがコツです。
新しく材料を計って撹拌して、2層目に取り掛かります。2層目を塗るときには1層目が塗り終わって8時間以上空けてから、作業するようにしましょう。1層目と同じように1ミリの厚さに塗って、表面を整えます。2層目の塗り方によってデザインや風合いが変わってくるので慎重に塗っていきましょう。

最後に3層目はコテ圧を掛けながら、薄めに材料を塗り付けて終了です。48時間以上乾かしたらサンダーなどで、表面を研磨しましょう。研磨したときに出た粉などを取り除くために洗浄をして、保護剤を塗ったら完成です。作業を始める前には壁など素材塗布する場所は綺麗にして、ホコリや汚れは落としておきましょう。作業中や乾かしている間は雨風や直射日光が当たらない場所に保管します。

サカンアートではオンライン講習会はもちろん、YouTubeやSNSでもモールテックスについてご紹介しております。モールテックスの知識をもっと付けたいという方や、色々な側面を知りたいという方にはおすすめです!

壁のリノベーションについてまとめ

部屋の壁をわざわざ壊して大掛かりなリノベーションをするのも良いのですが、手軽に出来るリノベーションとしてモールテックスを選ぶのも一つの手です。豊富なカラーバリエーションから好きな色を選ぶことができ、左官素材を塗るだけで一気に見た目を変えられるアイテムになります。
気軽に壁の塗り替えをしたいのなら、モールテックスを使ったリフォームをするのがおすすめです。

リノベーション 壁

また、モールテックスは「水を通さない薄く強靭な仕上げ層をつくる左官材」でもあります。
豊富なカラーからデザイン性に富んだ施工や、キッチンなどの水回りにも使用できる機能性と耐久性を持ち合わせている優れものです。
そのため、アート感覚で楽しむこともできるのでインテリアの幅も広がります。

モールテックスを使って、それぞれの住まいや会社のインテリアやスペースに合わせて理想の壁のリノベーションをしませんか?

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