左官材「フレスカラリ」の魅力とは?
「おしゃれなカフェやショップみたいな、コンクリート風の無機質で洗練された内装に憧れるけど、実際どうやって作ればいいのか分からない…」そんな悩みを持つ方、意外と多いのではないでしょうか?
近年、住宅や店舗の内装で人気が高まっているのが“コンクリート風”の仕上がりです。本物の打ちっぱなしコンクリートとは違い、もっと手軽に、もっと柔らかく、しかも美しく表現できるのが「フレスカラリ」という左官材。
海外の空間デザインにも使われるこの素材は、一般住宅でも商業空間でも大活躍しています。

とはいえ、「本当に自分の空間に使えるの?」「他の左官材と何が違うの?」「施工後のイメージが湧かない…」など、情報が断片的で決断に迷う方も多いはず。
この記事では、そんな不安をまるっと解消すべく、左官材『フレスカラリ』の魅力と活用方法を徹底解説します。

【今回の記事のポイント】
✔︎フレスカラリがコンクリート風内装に最適な理由が分かる
✔︎実際の施工事例で、完成イメージが具体的に掴める
✔︎フレスカラリが「どんな人・どんな空間に向いているか」が明確になる
初稿:2025/5/29
《目次》
内装をコンクリート風に変える注目の左官材

フレスカラリの基本情報と他の左官材との違い
「フレスカラリ」は、イタリア製の輸入左官材で、コンクリート調の仕上げをリアルに再現できる素材です。その最大の特徴は、ただのグレー塗装とは異なり、打ちっぱなし風の表情を“手仕事で”表現できる点にあります。塗り方次第で、マット感のある重厚な質感や自然なムラを演出できるため、空間に個性が宿ります。


フレスカラリでコンクリート風を再現できる理由
「フレスカラリ」がコンクリート風の内装をリアルに再現できるのは、独特の粒感と吸い込みムラが生まれる素材配合にあります。実際の施工でも、1色の塗装ではなく、コテやローラーで塗る際に生まれる微妙なムラが、まるで本物の打ちっぱなしコンクリートのような印象を与えてくれるのです。

さらに、フレスカラリの魅力はその“質感”にあります。単なるグレーの塗料とは違い、乾燥後に生まれるマットな表情や、自然な陰影のグラデーションが、壁一面に奥行きをもたせる効果を発揮します。
実際に使われる現場では、美容室やカフェ、スタジオなど「洗練された印象」を求める空間で多く採用されています。天井から床まで全面に使わなくても、一面だけのアクセントウォールとして使うだけで空間全体が締まるのも特徴です。
壁紙やタイルでは表せない、フレスカラリならではの魅力です。


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フレスカラリを使った内装コンクリート風デザイン
「無機質=冷たい」というイメージをくつがえすのが、フレスカラリの魅力です。マットで落ち着いた質感が光や影を優しく受け止め、空間に上質さと落ち着きをもたらします。住宅にも商業空間にもフィットし、まるで海外のインテリア雑誌のような仕上がりに。素材で魅せる空間づくりを考えるなら、まさに理想の選択肢です。

無機質なのに居心地がいい?コンクリート風の新しい表情
「コンクリート風って、無機質で冷たい印象にならない?」
そう感じる方も多いかもしれません。でも、実際のフレスカラリ仕上げを見ると、その印象はガラッと変わります。
なぜなら、フレスカラリは単なる“灰色”ではなく、光の当たり方や見る角度で変化する自然な表情を持っているから。マットな質感が空間全体に柔らかな印象を与え、シンプルなのに奥行きのあるように仕上げることができます。

たとえば、日中は自然光をやわらかく反射し、夜になると間接照明の光を優しく包み込む。この変化こそが、「無機質なのに居心地がいい」と感じさせる理由です。
つまり、フレスカラリは“冷たくない”コンクリート風を実現できる左官材。無機質でありながら、どこか人間味を感じる空間を演出してくれます。

実は優しい色味と質感!カラーバリエーション紹介
フレスカラリ=グレーだけ、と思っていませんか?
実はフレスカラリには、コンクリート風のニュアンスを残しながらも、豊富なカラーバリエーションが用意されています。
たとえば、こんな色味がラインアップにあります:
- ライトグレー:明るくやさしい印象。北欧インテリアと相性抜群
- チャコールグレー:重厚感を演出。店舗の壁やアクセントに◎
- ベージュグレー:あたたかみのある色調で、リビングにもぴったり
- モカ系グレーブラウン:カフェ風インテリアに人気の柔らかい雰囲気
- ホワイトセメント調:抜け感があり、空間を広く見せたいときに効果的

このように、カラー次第で「無骨」「ナチュラル」「シック」「温もり」など、さまざまな空間演出が可能なんです。
住宅にも商業施設にもマッチするデザイン性
フレスカラリの魅力は、空間を選ばず映えるデザイン性にあります。
住宅では、リビングの壁一面やテレビボード背面などの「見せ場」に使えば、空間に引き締まった印象を与えます。ナチュラルな家具ともよく馴染み、グレーインテリアとの相性も抜群です。

一方、商業空間では「洗練されたイメージ」を持たせたい美容室やカフェ、ギャラリーなどに採用されることが多く、照明やディスプレイとのコーディネートで唯一無二の世界観を作ることができます。
また、施工面では曲面や複雑な部分にも対応可能なため、自由度が高く、デザインの幅が広がるのも嬉しいポイント。空間を魅せたいという想いにしっかり応える素材として、今後ますます注目されることでしょう。

コンクリート風の実例を見る!フレスカラリの内装
「言葉や説明だけじゃなく、実際の施工例を見てみたい」──そんな声にお応えして、今回は実際にフレスカラリが使われた空間をご紹介します。無機質な雰囲気の中にも、どこか人の温もりを感じるその仕上がりは、まさに“素材で魅せる内装”のお手本。住宅や店舗にどう活かせるのか、イメージを具体的に膨らませてみてください。
【事例紹介】フレスカラリで実現したスタイリッシュな空間

この事例では、コンクリート打ちっぱなし風の壁面を、左官材だけでリアルに再現しています。一見すると本物のコンクリートに見えるほどの重厚感とマットな質感があり、そこに照明が当たることで、陰影のある立体的な空間が生まれています。
しかもこの仕上がりは、素材の力だけでなく、塗り方によるムラや表情の出し方に秘密があります。均一すぎず、かといって荒すぎないその質感が、空間に自然なリズムと深みをもたらしているのです。
\\気になるサカンアートの施工事例はこちら//
フレスカラリはどんな人と空間に向いているのか?
「おしゃれだけど、自分の空間に本当に合うのかな…?」
そんな不安を抱える方へ、ここではフレスカラリがどんな人や空間にフィットするのかを解説します。実はこの素材、見た目以上に柔軟性があり、使い方次第でさまざまな空間演出が可能。ライフスタイルや用途に合わせて選べば、理想の“映える内装”が手に入ります。

こんな人におすすめ!理想の空間をつくりたい方へ
フレスカラリは、デザイン性と素材感のある仕上がりを求める方にぴったりです。美しい見た目だけでなく、“空間そのものの雰囲気”を大切にしたい方にこそおすすめできます。
以下のような方には、特にフィットするでしょう。
おすすめの方リスト
- ✔ 家にいながらカフェやギャラリーのような雰囲気を楽しみたい人
- ✔ シンプルでも個性を感じられる内装にしたい人
- ✔ 無機質なデザインが好きだけど、冷たさは避けたい人
- ✔ 既製品では出せない「手仕事の質感」を空間に取り入れたい人
- ✔ リフォームやリノベで壁だけ印象的に変えたいと考えている人
このように、感性を重視した空間づくりを考えている方には、間違いなく刺さる素材です

店舗・住宅での使い分けポイントとは?
住宅と店舗では、内装の役割が微妙に異なります。フレスカラリはどちらの用途にも対応できますが、使い方のポイントを押さえることで、その効果をより高めることができます。
【住宅での使い方】
- ・リビングや寝室の壁一面に使うと、空間がグッと引き締まる
- ・TVボード背面や玄関のアクセントウォールとしても最適
- ・柔らかい間接照明との組み合わせで、居心地のよい雰囲気に

【店舗での使い方】
- ・美容室やカフェ、アパレルなど「第一印象」が重要な空間で大活躍
- ・無装飾の壁面でも素材感だけで“高級感”を演出できる
- ・什器や照明との組み合わせで世界観をしっかり作れる
このように、目的に応じて“魅せる壁”として使い分けることで、フレスカラリのポテンシャルを最大限に引き出せます。

⇩⇩もっとフレスカラリについて知りたい方はこちら⇩⇩
コンクリート風内装はフレスカラリで叶える
コンクリート風の内装に憧れているけれど、クロスなどの素材選びや施工のハードルで一歩踏み出せなかった方へ。フレスカラリという選択肢は、まさにその悩みをやさしく解きほぐしてくれます。
無機質でスタイリッシュ、それでいて温かみのある仕上がり。素材そのものが空間の印象をガラリと変えてくれるフレスカラリは、「自分らしい空間を作りたい」という想いに確実に応えてくれる左官材です。


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サカンアートでは「世界の優れた左官材料の提供を通じて、日本の住環境をより豊かにする」事を目的としております。
左官でしか表現できない「おしゃれでありながらも居心地のいい空間づくり」。そんな左官材料を世界から日本に提供することでより豊かな住環境づくりのお手伝いができる存在となって参ります。
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