RC打ち放しを解説!
コンクリートの無機質な質感と洗練されたデザインが魅力の「RC打ち放し」。最近は、そのスタイリッシュな仕上がりに憧れる人は多いですが、施工の難しさやメンテナンスの手間が課題でした。
しかし、左官技術を活用してRC打ち放しの質感を再現できる「フレスカラリ」を使えば、これらの悩みを解決しながら理想のデザインを実現できます。
この記事では、RC打ち放しの魅力や課題を整理し、「フレスカラリ」を活用した新しい工法や実例をご紹介します。

【今回の記事のポイント】
✔︎RC打ち放しのデザイン的な魅力と、施工時の課題を解説
✔︎フレスカラリの 施工事例 や デザイン集 をチェック!
✔︎左官技術でコンクリート仕上げを再現できる「フレスカラリ」とは?
初稿:2025/3/18
《目次》
RC打ち放しとは?人気の理由と魅力
RC打ち放しとは、鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete)の型枠を外したままの仕上げを指します。塗装や仕上げ材を使わず、コンクリートそのものの質感を活かすデザインが特徴です。
特にモダンな住宅や商業施設で人気があり、無機質で洗練された印象を与えるため、デザイン性を重視する建築で広く採用されています。

RC打ち放しの魅力
- スタイリッシュなデザイン性
シンプルでクールな印象を与え、モダン建築との相性が抜群です。インテリアにも調和しやすく、洗練された空間を演出できます。 - 素材感を活かした独特の風合い
コンクリートならではの風合いがあり、経年変化も楽しめるのが魅力です。光の当たり方によっても表情が変わるため、個性的なデザインが実現できます。 - 耐久性が高く、メンテナンスが比較的少ない
外壁や内装として使用しても劣化しにくい性能を持ち、塗料の塗り替えが不要な点もメリットです。ただし、施工後のひび割れや汚れには注意が必要です。

しかし、RC打ち放しには施工の難しさや断熱性の問題もあります。次の章では、そのメリットとデメリットを詳しく解説します。
フレスカラリの施工をご希望の方は、施工できる業者様をご紹介いたしますので、サカンアートへお気軽にご相談ください。
RC打ち放しのメリット・デメリットとは
RC打ち放しはデザイン性の高さが魅力ですが、施工の難しさや断熱性の問題もあります。ここでは、RC打ち放しのメリットとデメリットを整理して解説します。

RC打ち放しのメリット
- 無駄のないスタイリッシュなデザイン
RC打ち放しは、コンクリートそのものの質感を活かしたシンプルなデザインが特徴です。モダン建築やインダストリアルな空間と相性がよく、洗練された印象を与えます。 - 塗装不要でメンテナンスが少ない
一般的な外壁や内装では、塗装や仕上げ材が経年劣化すると定期的なメンテナンスが必要になります。しかし、RC打ち放しは塗装を施さないため、塗り替えの手間がかかりません。 - 耐久性が高く、劣化しにくい
鉄筋コンクリートは耐久性が高く、風雨に強い素材です。適切に施工すれば、長期間にわたって美観を保つことができます。 - 独特の経年変化を楽しめる
コンクリートは時間が経つと表情が変わり、独特の風合いが生まれます。この変化を楽しめる点も、RC打ち放しならではの魅力です。

RC打ち放しのデメリット
- 施工が難しく、コストが高い
RC打ち放しは型枠の精度やコンクリートの打設技術が仕上がりに大きく影響します。施工には高い技術が必要であり、その分コストがかかる点がデメリットです。予算とよく相談しましょう。 - ひび割れや汚れが目立ちやすい
コンクリートは乾燥や経年変化により、ひび割れが生じることがあります。また、汚れが付着すると落としにくく、メンテナンスが難しい場合があります。 - 断熱性が低く、寒さや結露のリスクがある
コンクリートは熱を伝えやすいため、冬は冷たく、夏は熱を持ちやすい性質があります。そのため、適切な断熱対策をしないと、室内環境が快適にならないこともあります。 - リフォームや補修が難しい
打ちっぱなしで施工すると、後から仕上げを変更したり、補修を行うのが難しい場合があります。特にひび割れや汚れが発生した際には、適切な補修方法を選ぶと良いでしょう。

RC打ち放しは魅力的な仕上げですが、これらのデメリットを考慮しながら取り入れることが重要です。次の章では、RC打ち放しの施工方法と従来の課題について詳しく解説します。
RC打ち放しの施工方法と従来の課題
RC打ち放しは、そのシンプルで洗練されたデザインが魅力ですが、施工には高度な技術が求められます。ここでは、従来のRC打ち放しの施工方法 と、それに伴う課題を解説します。

RC打ち放しの施工方法
RC打ち放しの施工には、以下の手順が必要になります。
- 型枠の設置
- コンクリートを流し込むための型枠を組み立てます。
- 型枠の精度がそのまま仕上がりに影響するため、非常に慎重な作業が求められます。
- コンクリートの打設(流し込み)
- 型枠内にコンクリートを流し込み、振動を与えて隙間なく行き渡らせます。
- 打設ムラがあると仕上がりに影響を与えるため、丁寧な施工が必要です。
- 型枠の解体
- コンクリートが硬化した後、型枠を慎重に取り外します。
- 型枠の取り外し時に欠けや剥がれが発生すると、仕上がりに影響します。
- 仕上げ処理
- 表面の汚れや気泡(ピンホール)を補修し、最終的な仕上げを施します。
- この段階で美観を整える作業が重要になります。

RC打ち放し施工の課題
RC打ち放しの施工には、以下のような課題があります。
- 高い施工技術が必要
- コンクリートの流し込みムラや気泡の発生を防ぐため、経験豊富な職人による施工が求められます。コンクリートにビスを打ちたい場合、タップを利用しますが、重要なのが下穴の加工です。適切なサイズの下穴を開けずにビスを打ち込むことでビスが折れたり、固定できない原因になります。
- コストがかかる
- 型枠の精度を高めるための調整作業や、熟練の技術者の確保により、施工コストが高くなりがちです。
- ひび割れや汚れのリスク
- 乾燥によるひび割れや、汚れの付着が避けられないため、定期的なメンテナンスが必要になります。
- 断熱性や防水性の課題
- コンクリートは熱を通しやすく、外気の影響を受けやすい素材です。断熱・防水対策を適切に行わないと、室内環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

これらの課題を解決する方法として、左官でRC打ち放しの質感を再現できる「フレスカラリ」 があります。次の章では、フレスカラリの特徴やメリットについて詳しく解説します。
左官で再現!「フレスカラリ」とは
RC打ち放しの美しさを表現したいものの、施工の難しさやコストの高さが課題となることが多くあります。そこで注目されているのが、左官仕上げでRC打ち放しの質感を再現できる「フレスカラリ」 です。
フレスカラリは、従来のコンクリート打ち放しとは異なり、特殊な左官材を使用して壁面にコンクリートのような風合いを生み出す技術です。これにより、型枠を使わずにRC打ち放しのデザインを表現できるため、施工の自由度が大幅に向上します。

- リアルなRC打ち放しの質感を再現
- 左官仕上げでありながら、コンクリートのムラや独特の風合いを忠実に再現できます。
- 仕上がりのクオリティが高く、自然な打ち放しの表情を作り出します。
- ひび割れや汚れのリスクを軽減
- 通常のRC打ち放しでは経年劣化によるひび割れが避けられませんが、フレスカラリは弾性を持つため、ひび割れの発生を抑えられます。
- コーティングを施すことで、汚れの付着も防ぎやすくなります。
- 施工の自由度が高い
- 型枠を使わずに左官で仕上げるため、曲面や複雑なデザインにも対応可能です。
- 既存の壁に施工することもできるため、リフォームやリノベーションにも適しています。
- コストを抑えられる
- 型枠を作る手間や高い施工技術が不要なため、RC打ち放しよりも施工コストを削減できます。

サカンアートでは、商品の確認ができるショールームをご用意しております。具体的なイメージを持てるよう、水回りの部分を再現しています。また、各種施工方法についてもお気軽に質問ください。
表面の質感や実際の色味、滑らかな手触り等を直接ご確認いただけますので、ぜひ参考にしてください。

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フレスカラリの施工事例を紹介!
フレスカラリは、RC打ち放しの風合いを左官仕上げで再現できるため、住宅や店舗、オフィスなど幅広い空間で採用されています。ここでは、実際の施工事例を紹介しながら、フレスカラリによる仕上がりの美しさや特徴 を見ていきます。
住宅の外壁にRC打ち放しの質感をプラス
フレスカラリを使用することで、従来のコンクリート打ち放しと遜色のないリアルな質感を実現できます。特に外壁では、ひび割れや汚れのリスクを軽減しながら、美しいコンクリートデザインを長期間維持できるのが大きなメリットです。

\\実際の施工事例は下記からご覧いただけます//
多彩なデザイン表現が可能
レスカラリは、単なるRC打ち放しの再現にとどまらず、色合いやテクスチャーのバリエーションも豊富です。シンプルなグレーだけでなく、温かみのあるニュアンスカラーや独特の模様を施すことで、空間に個性を加えることも可能 です。
サカンアートでは、フレスカラリのデザイン集を用意しています。こちらから、実際の仕上がりイメージを確認できます。

\\実際の仕上がりイメージは下記からご覧いただけます//
このように、フレスカラリはデザインの自由度が高く、新築はもちろん、リノベーションにも最適な左官仕上げです。次の章では、RC打ち放しを美しく仕上げるために、フレスカラリの活用メリットを改めて整理します。
フレスカラリについてのまとめ
RC打ち放しは、その無機質でスタイリッシュなデザインが魅力ですが、施工の難しさやコスト、ひび割れや汚れのリスクなどの課題もあります。従来の打ち放し仕上げを取り入れるには、高度な施工技術が求められ、メンテナンスの手間も発生します。
しかし、左官仕上げでRC打ち放しの質感を再現できる「フレスカラリ」 を活用すれば、こうした課題を解決しながら、美しいコンクリートデザインを実現できます。型枠を使わずに施工できるため、コストを抑えながら自由なデザインが可能になり、既存の壁にも施工できるためリノベーションにも適しています。

監修者からのメッセージ

サカンアートでは「世界の優れた左官材料の提供を通じて、日本の住環境をより豊かにする」事を目的としております。
左官でしか表現できない「おしゃれでありながらも居心地のいい空間づくり」。そんな左官材料を世界から日本に提供することでより豊かな住環境づくりのお手伝いができる存在となって参ります。
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