オリジナルのキッチンを作るために知っておきたいこと

オリジナルキッチンを作るためのポイント

台所にこだわりを持つ方、おしゃれな台所にしたい方は、オーダーキッチンを検討するとよいかもしれません。今回の記事では、オーダーキッチンとセミオーダーの違いや、理解しておきたいキッチンの種類、オリジナルのキッチンをつくる際の注意点に加え、近年注目されているモールテックスについても取り上げていきます。
オリジナル キッチン

【今回の記事のポイント】
✓オーダーキッチンの魅力についてわかる。
✓モールテックスを使用したオシャレなキッチンについてよくわかる。

更新日:2023/5/26
初稿:2022/10/24

《目次》

キッチンのオーダーとは?

「家造りをする」「厨房設備がある店舗をつくる」といった場合に熟慮したいのが、キッチンです。個人宅の台所は、単に食事を作る場所というだけでなく、団らんの場との接点でもあるので、家族とのコミュニケーションを考えた動線や形状を意識するとよいかもしれません。
また、ビジネスでキッチン設備を検討する場合は、業務効率を考慮した配置が必要でしょう。どの分野でもキッチンの重要性は高くなる傾向にありますが、ニーズに合ったキッチンをつくるには、設計段階での自由度や、素材や設備などの選択肢の幅を考えることが大切です。そのため、キッチンにこだわりを持つ方はオーダー仕様で依頼する場合も。こちらでは、自由度や選択肢の異なる3つのタイプのキッチンを比較検討してみたいと思います。
 
オリジナル キッチン

■オーダーキッチン■

オーダーキッチンは、すべての仕様を自由に設計できる施工方法です。素材やデザイン、レイアウトから、キッチンカウンターの高さや天板の広さまで、施主がすべて自分好みのメニューで設計できるので、世界でたった一つの台所をつくることが可能になります。オーダーキッチンは、サイズや素材、設備をそれぞれ注文するので、大量生産の恩恵は受けにくいといえます。そのため、コストが膨らむ可能性があるので、優先度をあらかじめ決めておき、予算管理をする工夫が大事になります。新築住宅や店舗ではなく、中古物件のリフォームやリノベーションでは、すでにある配管の位置などを変更できず、設計段階から制限がかかる場合がありますのでご注意ください。

アイランドキッチン
上記写真はモールテックスを使用したキッチンの施工事例です。
ブルーグレーのニュアンス的な色合いがなんとも言えない存在感を出しています。モールテックスはカラーチャートが豊富で、自分達好みの色合いを追求することも可能!こだわりのオーダーキッチンは色もオーダーで唯一無二のキッチンにしてみてはいかがでしょうか。

■システムキッチン■

システムキッチンは、あらかじめ選択肢として提示されるキッチンメーカーのユニットからチョイスし、組み合わせて台所をつくっていきます。システムキッチンが開発された当初は、自由度の点でデメリットが多かったですが、昨今では素材やカラー、機能やサイズなどの選択肢が増え、カスタムメイドでコストを抑えつつ満足度の高いキッチン作りが可能になっています。

■セミオーダー■

オーダーキッチンとシステムキッチンのいいとこどりをしたのが、セミオーダーといえます。メーカーのユニットを使いつつ、特注にしたいものとオプションとしてミックスして組み合わせることができます。例えば、調理やコンロ下の収納はメーカーのユニット品にして、シンクの下のダストボックスを複数個設置するといった場合に、サイズや形状を特注仕様にするということも可能になります。こだわりたいところだけ綿密に計画し、その他の部分はお任せすることもできるので、施主の負担軽減につながるメリットがあります。

オリジナル キッチン

それぞれのキッチンの違いを考えると、おしゃれでオリジナリティあふれる台所作りにはオーダーキッチンが最適といえますが、その他のスタイルにもよい面があることがわかります。自分に合った方法を選ぶと、楽しみながらオリジナルキッチンをつくることができるでしょう。特に最近は、自分たちの趣味趣向に合わせた家づくりが人気となっていて、あらゆる分野でオーダーやセミオーダーの言葉が伺えます。中でもこだわりがが強い傾向にあるのが内装のデザイン性テイストや雰囲気機能性を含めて重視される方が増えたように感じます。

サカンアートのモールテックスはキッチンなどの水回りでの使用はもちろんリビングの壁面や床廊下などにも使用可能で新しいスタイルで内装を確立できます。気になる方はぜひ、お気軽にご相談ください。

モールテックスを使ったキッチンの施工事例はこちら
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キッチンの種類を知ろう!

フルオーダーでオリジナルのキッチンをつくる場合でも、システムキッチンやセミオーダーに採用されているキッチンの種類や特徴なぜそのキッチンに人気があるかを理解しておくと良いかもしれません。基礎や最新情報を知っていると、自身のキッチン作りに生かせます。
ここからは、従来からある台所の形状や、近年人気のキッチンのタイプに至るまで、メインとなるものを紹介していきたいと思います。
■I型キッチン■
オリジナル キッチン

シンクと調理スペース、コンロが直線的に一列になっているキッチンで、アルファベットの「I」字に見えることから、この名称がつけられているようです。数あるキッチンの形の中で、最もシンプルなものなので、一般住宅のほか、スペースなどに制約がある集合住宅にも使われています。実際にキッチンで作業する際、同じ方向を向いて横移動だけで済むことから、使い勝手の良い台所としても知られています。

写真のキッチンにもモールテックスを採用。カラーは人気色の【BM68】【BM07】になります。モールテックス特有の重厚感が味わえます。

■L型キッチン■
オリジナル キッチン

先ほどのキッチンとは異なり、シンクとコンロが90度回転した方向に向いているキッチンで、形状がアルファベットの「L」字に似ています。動作を最小限にして調理ができるほか、比較的狭いスペースでも設置可能なキッチンなので、採用している住宅も多いようです。L型キッチンのコーナー部分は、調理道具などを置くスペースとしても活用できるので、使い勝手が向上するとして人気です。

こちらもモールテックスを採用したキッチンです。床や壁のウッディーな感じにブラックカラーが引き立ち、カジュアルにもラグジュアリーにも見えるおしゃれキッチンとなりました。モールテックス商品について詳しくご覧になりたい方は「無料資料請求」がおすすめ!お気軽にお問い合わせください。

■U型キッチン■
U型キッチン

シンクとコンロ、調理スペースが三方向に設置されたキッチンで、ちょうどアルファベットの「U」の字に似ていることから、このネーミングが付けられています。キッチンは、シンクとコンロ、冷蔵庫の各中心を結んだ点が、正三角形に近くなるほど作業しやすくなるといわれますが、それを実現できるのがU型キッチンのメリットといえるでしょう。使い勝手の良さはあるものの、その分、広いスペースが必要となるため、設置できる住宅や施設は限られるかもしれません。

こちらのキッチンでは新色の【BM2035】を採用いただきました!人気のニュアンスカラーでおしゃれさが洗練されています。

■II型キッチン■

Ⅱ型キッチン
ローマ数字の「II」のように、シンクとコンロが並列になっているキッチンです。シンクとコンロの下側部分と、天井からの吊り下げ型収納を併用できるので、キッチン用品や食材のストックが多めの方に向いています。家族や友人など、複数で調理することが多い方にも、II型キッチンはおすすめです。ただし、キッチンに割くスペースが広くなるため、LDKのトータル設計が重要になります。

■アイランド型キッチン■

アイランドキッチン

キッチンが壁と接しておらず、完全に独立し、名前の通り「島」のような形のキッチンです。キッチンでの作業も開放的に感じられ、リビングやダイニングにいる人とコミュニケーションがとりやすいと、近年では人気があります。アイランド型キッチンは、遮るものがなくリビングから丸見え状態となるため、常にキッチンをきれいにする必要が出てきます。加えて、油汚れが飛びやすく、油煙やにおいが拡散しやすいといったデメリットの声もあるようです。

リビングやダイニングなど間取りをなく一つの空間として楽しみたい方にはおすすめです。こちらでは床にもモールテックスが採用されております。モールテックスに関するお問い合わせはいつでもお気軽に!

オーダーキッチンで気を付けたいこと

オーダーキッチンは、他のキッチンと比べて費用がかかるケースが増えます。また、自分で決めなければならないことも多く、完成してからでないと質感や使い勝手を確認できないため、扉や家具などの色やデザインに合わせるといったように全体の調和を考えながら慎重に検討することが大事です。
これは、施主だけでなく、設計事務所や工務店など、施工する側にも求められる意識といえます。
こちらでは、オーダーキッチンを導入する際に重視したいこと、気を付けたいことを列挙します。
キッチン

■トレンドを重視しすぎない■

キッチンの種類は時を経るごとに増えていき、現代ではコミュニケーションを意識した対面型のキッチンが主流となっています。ですが、すべての人に対面型キッチンが合うわけではありません。家族構成や生活スタイルは千差万別です。そして、トレンドは容易に変化します。まずは、自分がどんなキッチンにしたいのか、キッチンで何を実現したいのかを明確にすると、流行りや他の人の意見に振り回されず、理想のオリジナルキッチンがつくれるかもしれません。

■リビングやダイニングも意識する■

キッチンは、隣接して作られることが多いリビングやダイニングとの関係を考えて設計するとよいでしょう。LDKそれぞれの空間を意識したキッチン構成は、オープン型・セミオープン型・クローズドキッチンの3つに分けられます。

オリジナル キッチン
オープン型キッチンは、リビングやダイニングと壁がなく、一体感が感じられます。家族や友人とのコミュニケーションを重視する人に向いていますが、油煙が広がりやすい欠点があることに注意が必要です。
セミオープン型キッチンは、吊戸棚やコンロ前に壁を設けるなどして、リビング・ダイニングと部分的に間仕切りを設けるタイプのものです。
キッチンとの境にカウンターを設ければ、容易にリビングの様子を確認でき、配膳もしやすくなります。
クローズドキッチンは、キッチンとリビング・ダイニングを完全に仕切ります。油煙やにおいは流れにくいですが、キッチンににおいがこもりやすい欠点があります。クローズドキッチンは、料理に集中したい人に向いています。
 
キッチン モールテックス

■施工会社の選定も大事■

多くの場合、キッチンは施工会社に依頼して作ることになります。そのため、施工会社の選定も大事といえます。理想通りのキッチンに仕上がるかどうかは、施工会社や担当者との相性がカギを握るといっても過言ではありません。オーダーキッチンは作ったら終わりではなく、メンテナンスなど、その後のアフターケアなどで長いお付き合いになります。施工会社の選定は、長期的な視点で考えることが重要です。

サカンアートでは、モールテックスの施工業者を紹介してほしいという方に対し、お住まいの地域のお近くで業者様をご紹介しております。モールテックスでオーダーキッチンをつくりたいと思っている方はぜひ、業者様とお話し合いをしてみてください。他にもモールテックスに関するご相談やお問い合わせもお気軽に。

人気のモールテックスのメリットとは?

キッチンは作業する場所なので、おしゃれであっても使い勝手の良さを考えた造りにすると、満足度が高まります。使いやすさをアップさせるために、キッチンに使われる素材に着目するのも大切です。その点で注目されているのが、モールテックスです。
 
オリジナル キッチン
■モールテックスとは?■

モールテックスは、ベルギーのBEAL社が開発した鉱物性の左官塗料です。モルタルと同じと思われがちですが、材料は水硬性石灰やセメントを主成分とした21種類の鉱物や、特殊な樹脂を混ぜているので、モルタルよりも滑らかで艶がある質感が特徴です。モールテックスは、水を吸収するモルタルと違い、水を通さず溶けない性質があります。そのため、キッチンに加え、シャワールームや洗面台、プールなど、屋内外問わずに使われます。
 
オリジナル キッチン

■モールテックスを使うメリット■

モーテックスのカラーバリエーションメニューは豊富で、標準色だけでも64色あります。接着力が強いので、どんな素材にも塗ることが可能で、しかも薄塗りに仕上げられます。防水性と耐久性を確保できるのも、キッチンにモールテックスを使う利点です。ただし、単体で防水材としての使用はできませんのでご注意ください。また、モールテックスで施工された場所に専用の保護材を使えば、汚れが付きにくく、美しさを維持しやすくなります。

■モールテックスのメンテナンスは?■

モールテックスは、耐久性があり傷が付きにくい良さがありますが、仕上がりの美しさをキープするには、定期的なメンテナンスが必要です。専用のワックス塗布が推奨され、汚れやすいキッチンだと半年に一回以上行うと良いでしょう。

モールテックスは、質感の良さや汚れにくさなどが評価され、飲食店やペットショップ、オフィスや公共施設の壁面などでも取り入れられています。こだわりあるオリジナルキッチン作りに、モールテックスを活用してみてはいかがでしょうか。モールテックスは、材料購入だけでなく、施工する会社を紹介することも可能なので、オーダーキッチンやセミオーダーにもおすすめです。まずは無料資料請求にて商品について詳しくご覧ください。

おしゃれで使い勝手の良い台所の実現を!

オリジナル キッチン

材料や設備などの選択肢の幅があるオーダーキッチンやセミオーダーを採用すると、自分好みのオリジナルキッチンをつくるのに役立ちます。
台所は、見た目だけでなく使い勝手の良さを重視するのが、満足度アップのコツです。
自由に色合いが選べて質感が良いことに加え、防水性や防汚性に優れたモールテックスを使うと、おしゃれで使いやすい台所をつくれるのでおすすめです。
サイトに掲載している商品概要のお問い合わせやご相談なども気軽にご相談ください。

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