研磨前のビールストンってどんな感じなの? 茂木左官リファイン様施工事例
東京都の有限会社茂木左官リファイン様からビールストンの施工写真をいただきました!
ビールストンの研磨前は現場の方しか見られない貴重な姿。
今回は基本の種石だけでなく大きな石を埋め込んだ時のお写真です!
サカンアート.JP店長 藤岡祥平
まずは完成形のビールストン天板!
ビールストンを可愛らしく彩っているカラフルな石は基本の種石では無いものです。
基本のカラーチャートで使用する種石は5mm以下が多く、大きくても10mm。
今回使われているものは写真で見た感じでも30mm近くあるのではないでしょうか。。。
研磨前はデコボコ
ビールストンの塗り厚は12mmが多く、それよりも直径が大きいものだと写真のように埋まり切りません。
また種石も入れて練ったタネを塗り付けた後から大きな石を埋め込んでいるので、石の下には小さな種石が肩を寄せ合っています。
その分の厚みも加わって、大きな石はタネよりもしっかりはみ出ていますね。
研磨でツルツルに!
浮き出た石を思い切り研磨して削り落としていき、表面を滑らかにしていきます。
大変な作業ですが、完成すると基本の種石だけでは出せない個性とデザインに仕上がります!
割栗石のようなサイズを使用した例や、ビンを埋め込んだ事例もありますのでビールストンのアレンジ性は無限大です!
基本のカラーチャートもとってもお洒落!
基本のカラーチャートの一つであるネロッソはオレンジの種石が目を惹くクールな組み合わせです。
表面をアップでみると派手で個性的な印象ですが、実際に風景と合わせてみると意外とよく馴染みます。
大人っぽいお洒落な雰囲気が演出できますね。