- 品番
- <106733>
- 在庫
- 受注生産
- 納期目安
- 5日 ~ 7日
- 1~999枚の範囲で 1枚単位で販売
30㎝角のビールストーンのサンプルです。ご購入の際はご希望の色をお選びください。
また、色味をご確認いただく為のサンプルとなりますので仕上がりのイメージとしてご参考ください。
※① 受注生産品につき納期1週間~10日ほどかかります。また自社生産品の為、大きさに誤差が生じる場合があります。
※② 研磨1000番までで目埋めまでパスタ(充填剤)は未施工です。(実際の現場でも2000~3000番手などはオプションになることが多いです。)
※③ 白系のものに関しては研磨工程により焼けが生じることがございます。
※④ 写真のサンプルは枠をカットしておりますが、お手元に届くのは枠をカットしていない状態のものとなります。
番手のご希望などは施工の際に各業者様と打ち合わせいただきますようお願い致します。
ビールストーン 床
ビールストーン テーブル
ビールストーン カウンター
手順1:材料の計量
ビールストンの基本材料として主材のビールストンパウダー、専用混和液のビールストンリキッド、顔料、種石を使用します。それぞれの材料を施工面積に応じての必要量を計算し、計量していきます。
①計った容器に何が何キロ入っているかを表示
②各材料をセットで準備
手順2:目地の取付
①目地材をビールストンパウダーとビールストンリキッドで接着していく。その際には、仕上がりの色と目地の色とを合わせるために、パウダーに顔料を入れます。それを少し硬めに練って塗りつけていきます。レベルは、パッキンなどで調整。
②目地のジョイントは、上が当たるように山形にカットします。
手順3:左官材料ビールストンを練る
①まず種石の乾き具合を確かめる。
②種石をネリダルに先に入れて、リキッドを入れて適度にかくはん。種石の乾き具合を調整する。
③別のネリダルにリキッド、顔料、流動化剤を入れ、そこに総量の三分の一ほどのパウダーと種石を3~4㎏ほど練り混ぜる。
④練だまりがないのが確認出来たら、残りのパウダーを入れて十分にかくはんする
⑤その後種石をすべて入れて十分にかくはんする。
⑥そしてかくはん時に混入した小さな空気の泡を抜くために10分くらい寝かせる。
手順4:左官材料ビールストンを塗るⅠ
①事前に下地にレジパクトを塗布しておく
②短いコテ、長いコテ、定規などを準備。洗い水も準備しておく。(塗厚と同じ高さの木片などを施工場所に配置してあると施工時に目安として使える)
③練置きしておいたビールストンを再び練り直す。
④ざっくりスコップ二杯づつ隅から材料を配る。一時休憩などはさんだ場合には、仕上げた場所から10cmほど被せながらネタを配っていく。
手順5:左官材料ビールストンを塗るⅡ
①短いコテを使い仕上げいく。ヘリからきめて、中を仕上げる。
②定規を使い平滑に仕上げていき、リキッド1:水2のリキッド水をかけながら長いコテも使って仕上げていく
③再度定規で真ん中を高めにし、凹んだところがないように仕上げていく。(凹んだところがあると全体をその高さまで削らないといけなくなる。)
④再度リキッド水をかけながら長いコテで再度仕上げいく。
⑤仕上げながら穴がないかを確認する。
手順6:研削作業Ⅰ
①ヘリから削り、直角に重なるように磨いていく。
②部分部分ではなく、全体的に、荒い番手から徐々に上げていき仕上げる。
③大きい機械では出来なかったコーナーや入り隅を専用の機械やグラインダーなどで仕上げる。
④穴を補修する。大きい穴は、ビールストン主材+リキッド 20㎡の床で5kgの材料用意。トロトロのスープ状に練り、湿らせた床に水切りモップですりこんでいく。ポリッシャーをかける。さらに主材をまき、ポリッシャーをかけ、モップで擦りこんで行くを交互に行う。最後に主材(粉)を再度ふりかけポリッシャーで擦り込み、主材の膜を作っておく。(次の工程のパスタを除去しやすくするため)
⑤穴を補修する。続いて細かい穴は、ビールストンパスタ+色粉で埋めていく。パスタはビールストンリキッドで液状にしたものを水切りモップで全体に擦り込み、24時間(20度)乾かす。
手順7:研削作業Ⅱ
①前日に塗布したパスタを研磨して仕上げる。
②ビールストンリキッドと水を半々にしたものをまく。
③400番で湿式研磨していく。
④二人一組になり、一人が研磨機、一人が水切りモップを持ちながら削り残しがないか確認しながら作業を進め、フチは小型の研磨機で削り残し無いように研磨進める。
⑤続けて800番に変えて、2〜5を繰り返し行う。
⑥研磨作業が終了したら24時間以上開け、水分をとばす。
手順8:保護材(汚れ防止)を塗布する
①汚れ防止を垂らしながら、布ウエスで刷り込んでいく。
②塗布後、バフで磨いていく。磨く事で熱により結晶化される。
③その後、7日間養生し施工完了!!
以上がビールストーンの大まかな施工方法になります。
もっと詳しくご覧になりたい方はこちらのページ→【ビールストーン施工方法】
動画もございますので参考にしてみてください。
初めての方には【ビールストーン講習会】がおすすめです!
実際にスタッフと一緒に質疑応答を行いながら作業できるので、細かなニュアンスやポイントを抑えることができます。
1:美の血統
左官材料BEALSTONE(ビールストーン)は、「テラゾー」、「研ぎ出し」などの血統を引き継ぐ、天然石など様々な骨材をモルタルで包んで膜をつくる塗材です。
左官材料BEALSTONE(ビールストーン)は薄い膜で施工し、壁や床は勿論、家具などのテーブルや什器にも施工が可能です!
2:頑強さを引き出す配合
左官材料BEALSTONE(ビールストーン)は様々な素材が合わさってつくられる塗材です。それらすべての素材が絡み合い、組合わさって、耐久性の高い膜を形成します。
3:イマジネーションへの挑戦
左官材料BEALSTONE(ビールストーン)は、創造力に富んだクリエーター達に新たな意匠性、表面仕上げの今までに無い自由な表現を予感させ、シンク、浴室、キッチン天板、カウンターなど、場所を限定しない多様なシーンで使用が可能です。
4:華麗さ、再発見
様々な素材の骨材、専用の顔料を駆使しつつ、既存のテラゾ(人造大理石)の床をそのまま再現しつつ改修することができます。適確な材料選択と技術的判断のもと、例えばアールデコ(1920年代)の時代につくられ老朽化してしまった美しい床に、新たな息吹を与える事ができます。