モールテックスに保護材って必要なの?どんなのがあるの?
という声を多くいただきます。
基本的にどのような施工箇所であってもモールテックス施工後に保護材は必要になってきます。
ここでは種類別にご紹介していきますので、是非最後までご覧ください!
サカンアート.JP 藤岡
モールテックス保護材一覧
モールテックスはキチンと施工すれば、とても強い材料です。
しかし、保護材を全く塗布しないと汚れはつきやすいです。
せっかくのモールテックスが汚れがついてしまっては悲しいですよね。
それぞれの施工箇所に合ったモールテックスの保護材選びが大事になってきます!
モールテックスの保護材はメンテナンスに使うものも含めて大きく6つです↓↓↓↓↓↓
・ポリタンN120
・ビピュール
・レペルオイル
・フィニッシュSA
・オイルOH
・ビールワックス
一つ一つ説明していきます!
ポリタンN120
まずこちらが、ポリタンN120と呼ばれる二液性の溶剤ニスです。
造膜を作りモールテックスを保護するものになります。
メンテナンスがほぼ要らない為、商業施設で使われることが多いです。
溶剤ですので、各種薬品にもある程度の耐性はあります。
一回塗で仕上げることが出来る為、工期の短縮にもなりますが、溶剤特有の強い臭いと、表面をコーティングするので手触りはモールテックス
とは違ってきてしまうことに注意が必要です。
ブライトという艶があるものと、マットという艶無しの二種類があります。
ビピュール
こちらはビピュールと呼ばれる二液性の水性ニスです。
水性ニスで造膜する為、水場での使用が多いです。
二回塗りで仕上げることが出来、グロスという艶ありタイプ、サタンという三分艶タイプ、マットという艶無しタイプがあります。
レペルオイル
こちらがレペルオイルという撥水材の浸透性保護材になります。
モールテックスの保護材で唯一紫外線に耐えうるので、外部での使用は基本レペルオイル一択になります。
4時間おきに2~4度塗りで、モールテックスの多孔質に完全に浸透しきるまで塗っていき、余剰分はふき取りをします。
きちんと施工することで撥水性が発揮されます。
モールテックスの質感、色味がほぼ変わらないのもレペルオイルの魅力です。
フィニッシュSA
こちらはフィニッシュSAという天然の石鹸のようなものです。
保護材というよりは、モールテックスの日々のお掃除用に使っていただくものになっております。
そのままでもいいですし、水やぬるま湯に溶かしてウエスで塗布することもできます。
継続的に使っていただく事でモールテックスの手触りも驚くほど良くなりますし、水弾きも良くなります。
オススメの一品です。
オイルOH
こちらはオイルOHという天然の植物油からできた保護材です。
1~2時間おきに2~4回塗布し、余剰分をふき取ります。
油を入れ込みますので、キッチンの油染みなどが目立ちにくくなります。
ただ、モールテックスの色味が濡れ色に固定されてトーンアップしてしまう為、注意が必要です。
天然の植物油ですので、拭き取ったウエスは水につけないと自然発火の恐れがあります。
カラーチャートの色番よりもっと濃くしたい!という方にもオススメです。
ビールワックス
こちらはみつろうベースのビールワックスです。
基本的にどの保護材を塗布してもその上から塗って頂きたいものになります。
こちらをメンテナンスとして月に一度もしくはシーズンに一回塗布することでモールテックスを綺麗に保ちます。
ビールワックスでメンテナンスして、お手入れはフィニッシュSAという形になります。
保護材一覧
最後に
モールテックスは保護材を塗布し、ワックスとフィニッシュSAでメンテナンスをすることにより綺麗に保つことが出来ます。
是非一度使ってみてください。