夏場のモールテックス施工に!~硬化遅延剤の使い方~|サカンアート.JP

サカンアート店長

モールテックスには基本材料とは別に、施工性を上げるためのサブ材料が存在します。

その中の一つが硬化遅延剤(RBE3)です。

ここでは遅延剤の使用方法や使用量をご紹介します。

サカンアート.JP店長 藤岡祥平

夏の施工の最大課題

せっかく練ったモールテックスが猛暑・酷暑でどんどん乾いてしまう!というお悩みがある方も少なくないはず。

モールテックスは基本的にポットライフが30分程あるのですが、日本の夏は暑すぎる為10分ほどで乾いてしまうケースもあります。

そんな暑すぎる夏にオススメなのが硬化遅延剤(RBE3)です。

遅延剤

遅延剤はその名の通り、モールテックスの硬化時間を引き延ばす役割があります。

使用量は主材1kgに対して1.6~8mlと少量なので、1Lのボトルでもかなりの広範囲をカバーできます。

※モールテックスを柔らかくさせる流動化剤(FBE3)とは併用不可ですのでご注意ください。

遅延剤の液色

遅延剤
遅延剤
遅延剤

色は透明度のあるオレンジのような、茶色のような・・・といった感じ。

使用する際は必ずビールクリルに混ぜてください。よく混ぜ合わせたら主材を数回に分けて投入します。

 

液体に色がありますので、真っ白のビールクリルに混ぜると若干オレンジっぽくなりますね。

BM01や、その他の淡い色味を施工される際はこの若干の色変化に注意しましょう。

テクニカルレイヤー(モールテックスの強度を出すための1mm厚の層)のみに遅延剤を使用するなど、工夫をすると良いです。

遅延剤の使用量で変わるモールテックスの柔らかさ

遅延剤は主材1kgに対して最少で1.6ml最大で8ml混入できます。

どれくらい入れるかは現場状況や顔料の使用量で調節しましょう。

 

サカンアート.JPスタッフで遅延剤混入量の最少と最大でどれくらい柔らかさが変わるのか比較しました!

最少量(1.6ml/kg)の場合

遅延剤
遅延剤

最大量(8ml/kg)の場合

遅延剤
遅延剤

かなり柔さが違いますよね。

特に最大量混入した場合は、塗っても垂れてくる柔らかさなので立面に塗るには適していないかもしれません。

モールテックスで遅延剤実験!

遅延剤

BM01(顔料無し)で遅延剤を最大量の3倍24ml/kg入れてみました!

柔らかすぎてテクニカルレイヤーの厚みを取るのが難しいですね・・・。

遅延剤

気温33℃で1時間養生した後、指で触ってみました。

普通ならフレスコ塗りも間に合わないくらい乾燥しているところですが、遅延剤を入れすぎたケースでは少し触れるだけで剥がれてしまいました。

 

遅延剤の注意点

硬化遅延剤は夏場施工では必須アイテムです。

しかし沢山入れれば良いというわけではなく、規定量をきちんと守って施工をしなければ硬化不良に陥る可能性があります。

1.6ml~8mlの範囲内で効果的に使用できれば、モールテックスの施工の幅がグッと広がります!

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