ビールストーンの講習会内容について
ビールストーン基本講習会の流れ

ビールストーンの講習会では、
日本で3人しか認められていないビールストーンの講習官から
1日講習でレクチャーを受けられます。
ビールストーンの基礎知識、材料に関しての情報、施工方法など。
最初の1時間程度が座学の時間となり、残りは全て実技講習です。

ビールストーンについて知る
最初の1時間程度の座学ではビールストーンとは?というところから材料の特色、施工方法や
気をつけたいポイントなどの知識を深める時間になります。
ビールストーンのプロでもある認定講習官からの話が聞けるまたとないチャンスです。
ビールストーン講習会 実技講習編

そして、その後ビールストーンを実際に施工するために必要な工程を参加者に実際に実施していただきます。
もちろんここでもビールストーン講習官が実体験を交えながら、レクチャーしてくれます。
材料の配合計算の仕方から、作業のコツ、失敗しないための段取りなど
他では聞けない、実際にビールストーンを現場で施工しているからこそ話せることが盛りだくさんです。
次からは実際に実技講習で行う内容を詳しく説明していきます
1:材料の計量

ビールストーンを塗り付けるネタになる材料の計量をしていきます。
ビールストーンを構成する材料は基材となるパウダー、混和液のリキッド、各サイズの種石、顔料や流動化剤などです。
2:材料の攪拌

材料の計量が終わったら塗り付ける為に攪拌していきます。
ビールストーンは大小様々な種石を入れ込んで強度を出している為、攪拌機もパワーの強いものがおススメです。
いきなり早く回してしまうと想像以上に材料飛び散りますのでご注意を!
3:材料の塗り付け

ビールストーン講習官の施工デモンストレーションの後、
練りあがったネタを参加者へ順に配っていき実際に塗っていきます。
ビールストーンは塗り付け後に削る為厚みのある枠をつけた板に塗っていきます。
4. ビールストーン研ぎの工程※最重要!

塗り付けのあとはあらかじめ塗ってある板を研いでいきます。
ビールストーンはこの研ぎの工程が一番重要になってきます!※粉塵が舞うので集塵機をお忘れなく!
まずはダイヤモンドカップで荒砥をしていきます。
5. ビールストーンを研ぐpart2

粗削りが終わったらレジンパッドに変更して順番に番手を上げつつ研いでいきます!
講習会では乾燥時間が無い為デモンストレーションのみになりますが、実際にはこの間に骨材の細かい穴を埋める為にパウダーや充填剤を使った目埋めの工程もあります!
サカンアートでも研ぎにピッタリなレジンパッドなどを販売中ですので是非お問い合わせ下さい!
6. 仕上がり

ビールストーンを研いだ後の仕上げになります!テラゾーの雰囲気がとても綺麗に出ています。
触るととてもツルツルで表面も光っています。
7. 保護材塗布

研ぎの工程が終わったら任意の保護材を塗布していただいて終了です!
レペルオイルかオイルOHになります!
オイルOHを使うとモールテックスと同様に濡れ色になります。
おおまかにではありますが講習会の内容は以上になります!
ここでは書ききれない詳しい内容や施工に際してのポイントもあるので是非一度講習会を受けていただけるとより理解が深まります。